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054 駅伝出場

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【2015〜2016/3 小学2年】 今回はお父さんの記録。ちびたは当日朝早いお父さんを見送りもせずに、終わって帰ったら遊びに出て行っていなかった。。。 ずっと週3ぐらいで練習していたお父さん。ところが本番ひと月前にひざがやばくなってきたので練習を中断。ゆっくり3km歩くぐらいを一日置きにしていた。なんとか痛みが治まってまた同じペースで走れるようになったのがたしか本番1週間前ぐらい。。。 早朝、メンバーが集まって和やかに会談するもちょっと緊張気味。いやそんなことなかったか(笑)。スタート前から各自自分のスタート地点に行かなきゃということでわかれわかれに。なんか駅伝て走る方は地味なのね。 なんせ勝手が全然わからない。腕時計してくるの忘れてきちゃった。あれやこれやしてるちにアナウンスがちいさく聞こえる。「〇〇番〜!すぐにスタート地点まで〜!」ダッシュでいくともう走者が来ていた。 急いでウインドブレイカーの上下を脱ぐ。前走者にも手伝ってもらう。脱ぎながら謝る。ごめんごめん。こんなに早いと思わなかった! あとから、言ってもせいぜい2,30秒ぐらいでしょ?いやいや1分はロスしたって!と二人小競り合いになりました。ごめんごめん。。。 で、それからはもう掛かっちゃうのとペースダウンの繰り返しでめちゃめちゃキツイ!それでもなんとか冷やかし参加の方々を数人かわしラストスパート。全力を出しきりました。そしてすぐに置いてあったチャリをかっ飛ばしゴール地点へ。 しかしもう膝が限界を超えていてゴールには間に合わないわまともに歩けなくなるわでヒョコヒョコと帰りました。 この日はいろいろとほろ苦かったです。 後日成績が出た。みんなが思ってた順位より思いっきり悪くてみんなで凹みました。 ↓2つのブログランキングに登録しています。  

053 地区大会決勝リーグ3,4試合

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【2015〜2016/3 小学2年】 3試合目はチームR。今までで2勝してるからこの試合に勝てば本大会出場が決まる。 相変わらずでかたの動きが鈍い。そりゃそうだ、一カ月前に足の指の骨を折ってるんだから。あとは風邪ひいてるちびたが頑張るしかない。 2試合目と似た感じで防戦が続いていたがだんだんと攻め手が出てきてカウンターを当てる回数が増えてきた。ところが相手チームのFW二人の連続攻撃にちゅうたが対応しきれず、ディフェンスが割られてきれいに決められる。先制はチームR。しかもこんなに綺麗に決められたのはちょっと見たことがない。 先制点を取られがぜんヒートアップしてきた親たちの応援に応えて、ちびたが苦しみながらも爆走しはじめる。やがてコーナーからのこぼれ玉をちびたがスライディングで押し込んで同点!これはナイスゴール。岡崎みたいだった! その後後半に入り、お互いがっぷり四つでまたもスリリングな展開。相手のFW二人がボールを持つと危険な展開でなかなかちびたが上がれない。苦しい時間が続いた。 味方ペナルティエリア内でボールをキープしたちびたがチョンと前にボールを浮かせて相手FWの二人のスライディングをジャンプしてかわして抜き去った。周りから大きな歓声が上がる。そのままサイドをかけあがって中盤で一人抜き、コーナー近くまであがって最後の一人をかわして正確にセンタリング。ゴール真ん中で待ってた3太が受け取ってそのまま落ち着いてゴール!周りがどよめく。なんとか勝ち越した! そしてほどなく終了の笛。この3試合の中では一番きつかった。でもおかげでまずは本大会出場決定!しかも次の相手が隣で負けたのがわかったので、次の試合で大量失点で負けない限り1位もほぼ確定。 対チームR 2-1 ちびた1ゴール、1アシスト そして最後の試合、チームT。 実はこのチームは夏休みの練習試合30-0の相手。ここまで勝ち上がってきたわけだから夏休みは何かあったんだろうね?未だによく分からないけど。そして後から聞いた話だけどこのチームTは打倒チームSを掲げて頑張ってきたんだそうな。 ところがチームSはもう1位通過を決めてしまった。でかたのお父さんはさすがにコーチにもう出さないでと頼んだ。そして他のメンバーも引っ込んで控え主体のチームに。しかしコーチがちびたとちゅうたは出すと...

052 地区大会決勝リーグ1,2試合

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【2015〜2016/3 小学2年】 ついに始まった決勝リーグ。5チーム総当たりで4試合。上位3位以内に入れば年明けの本大会出場が決まる。一応地区大会決勝リーグという冠もあってメダルが全員に渡される。 ということでまずは初戦。の前に一応相手の4チームに名前。。。 上からK、L、R、T(なんとなくのアルファベット順。。。超適当。。。) 決勝リーグということですべてのチームが同じ試合数の予選を勝ち抜いてきた。コーチが言うには全部強いです、と。 でもそんなコーチにも余裕が感じられるし、まわりの親たちもそう。かたや、でかたちびたの両エースが骨折と風邪というのもかなりの不安材料。しょうじきもうよく分からない!っていう感じだった。親のできることはピッチに送るところまで。 まずはチームK。静かな立ち上がり。ちびたでかたともに後ろぎみで攻め手に欠ける。そんな中、1太が真ん中を突破してシュート。早々に1点先取。その後波に乗ってちびたがでかたのドリブルが大きくなったところを横から出てきてのダイレクトボレー。これは親たちがどよめいたスーパーゴール。2-0。そして敵ファウルからのフリーキックをちびたが蹴って3-0で前半終了。 後半早々、めずらしく味方がファールして敵のフリーキック。決勝リーグともなると近距離のフリーキックはまずはずさない選手がチームに1人はいる。これで3-1。 その後かなり長い距離のフリーキックになって蹴るのはなんとでかた。周りがざわめく。そしてなんと直接ゴール!すごいね。でも大丈夫なんだろうか?最後はみにたが中央突破で見事なゴール。5-1で初戦をものにした。 対チームK 5-1 ちびた2ゴール(ダイレクト1、フリーキック1) 続いて2試合目、対チームL。いよいよちびたの調子が悪い。長い距離を走ればそれなりにスピードはでるが動きが緩慢でダッシュが出ない。ゆるゆるっとした動きで辛そう。でかたも全力疾走が全然できてない。 それにさすがに決勝リーグ。相手が強い。危ない場面が何度もあって、何度も何度もちゅうたが危機を救う。ずっと押し込められ続けてキープ力のあるちゅうたでもクリアが精一杯。 中盤で団子になりかけていた時にふいにボールが右側にいた3太の方に、ちょっと距離があったけど思い切って打った。ドリブラーの3太には珍しいプレイ。ゴ...

051 地区大会決勝リーグ開催!

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【2015〜2016/3 小学2年】 さすがにぶっつけは怖すぎるということで、大会直前の練習にはでかたも参加した。なんとなく走ったりはしていて、まぁ出場はすると。でも思いっきりビッコなんですけど。。。 そして大会2日前にちびたが風邪をひいた。 いやもう臨戦態勢。とにかく熱を下げること。それしかできない。この時はもう必死でタオルを絞った。幸か不幸か入学以来の皆勤はちびたがこだわるところで学校には根性で登校した。 本人の根性と看病で熱は1日で下げた。しかし咳が残っている。。。でももうしょうがない。出られるだけマシか。そしてどうやら風邪がはやっていたらしく他のメンバーも何人かやられたらしい。やばい。相当やばい。 という感じでいよいよ決勝リーグスタート!いやぁ楽しみですねぇ〜。・・・なんて心境では全然なくて。。。 この大会の概要は、チームSと同様の予選を勝ち抜いた全5チームが総当たりで戦う。この地区は最大かつもっともレベルが高いということで本大会出場枠が3つある。なのでこの決勝リーグの上位3チームが本大会に地区代表として出場することになる。ちなみに地区の大会として上位3チームにはそれぞれ金・銀・銅のメダルが一人一個もらえる。 なので本当に最悪、3位にさえなれば本大会にいけるわけだ。そう考えると相当気持ちが楽。だからでかたの骨折もちびたの風邪もそんなには深刻にならなかったわけだ。 というわけでこの日は合計4試合。みんな打倒チームSでやってくる。チームMとWに勝ったチームとして恥ずかしくない試合をしなければいけない!頼んだぞ!でかた...ちびた...。でかたくん、ヒョコヒョコ走ってるね。。。ちびたくん、隅っこで咳き込んでますが。。。 頼んだぞ、ちゅうた。君だけが頼りだ! ↓2つのブログランキングに登録しています。  

050 骨折!

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【2015〜2016/3 小学2年】 地区大会予選リーグでの物凄い1日が終わってほどなくして。 たしか第一報はメール。 「骨折れちゃいました。」 はーーーー????????なに?なんで?どこの骨? とりあえず病院からのメールだったのであとで色々聞くと。 足の指の骨折ってことだそうで。なんで?はぁ、柔道してて?指がどうにかなったと。あーまぁそれはいいですわ。問題は今度の決勝リーグに間に合うかどうか。 えーと、リーグまで一ヶ月半ぐらいあるか。骨自体は割とすぐにくっつく?でも指だからちょっとくっついてからあんまり動かせない。うんそうね。最悪出れない。でも本大会は間に合うからなんとか勝ち上がって欲しいと。なるほど。 いやいや、まいった。お父さんたちで話した。まぁでもあえてのんきなことを言えば最大の激戦はこの前の予選だからあとは油断しなければまぁ、でかた抜きでも大丈夫じゃないかな?と。コーチに聞いたら間に合うと思います!だとさ。 割と大丈夫みたいな雰囲気があって、それからひと月もしないうち、練習こそ休んでいるものの遊び歩いているとの情報が入る。んーまぁでかたならそうだろうね。なんか嫌な予感がするなぁー。悪化させるんじゃ無いのかな?大丈夫かな? それから心配でチームの練習を見に行ったら他の子のお父さんも同じ思いだったようで見に来てた。色々話した。 思ったんですけど最悪でかたキーパーでいいんじゃないですかね?いつもキーパーやってる子ドリブルもうまいし。あーそれいーですねー。 そのことよりも、この時にすごく嬉しいことを言われた。 「でもアレですね。・・・年長さんの時はでかたのチームだったじゃないですか。でも今や完全にちびたのチームですよ。すごいですよね。」 他のお父さんにも言われた。 「もうこのチームはちびた次第!がんばってもらわなきゃ!エースストライカーですからね!」 ものすごくうれしかった。そう、お父さんも同じ気持ち。よくぞここまで来た。それこそいつも思ってて、だから、やれよがんばれよ的な、ハッパをかけることが全然できない。でかたを目標に頑張ってきたけど、今目の前ででかた抜きでも変わらずにチームでサッカーをしていることがただただ感慨深い。 いや、そうじゃなくて。それからは、でかたに会うたびにほとんど脅迫のよう...

049 地区大会決勝リーグの下馬評

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【2015〜2016/3 小学2年】 最大の激戦区を突破してがぜん優勝が見えてきた。 目標であるMVPをとるにはとにもかくにも優勝しかない。優勝が大前提でなおかつ、でかたよりも活躍すること。そして今はちゅうたよりも活躍するっていうのも加わっている。 お父さんはほとんど参加できてないママたちのネットワーク。凄まじいほどの広がりを見せているらしい。なんでもでかたの朝ごはんのメニューがその日のお昼には広まっているという噂まで。。。 さすがに気になって意を決していろいろ尋ねてみた。そしたらなんと意外にもこのネットワークに通じているナイスなパパの存在も明らかに。なんとそれがちゅうたのお父さん。素晴らしい、こんなに近くにいらっしゃっていただいて。 聞くところによるとさすがにチームSの下馬評は急上昇していて、なかでもでかたは、もう王のような存在であるらしい。恐ろしいことにファンもいるらしい(笑)。でかたと話したことを自慢している、よそのチームの選手とかがいるらしい(笑)。 そしてやっぱりちゅうたも相当評判になっているらしい。遠目で見ると一人だけ次元の違う佇まいをみせてるからね。たぶんちゅうたは相手のFWの突破を許したことが一度も無い。そして起点となる中盤へのスルーパスも特に大人たちから歓声が上がる。チームメイトもよくわかっているし、コーチのうまいやつランキングでは、でかたを抑えて不動のトップ。(以上は他からの情報。ちゅうたパパは遠慮深くて息子をほとんど褒めないからね。) 冷静を装っているお父さんだけど、心の中ではおいおいおいおい!ちびたくんの名前が出ないよ?そんなに知られてないの?対M戦W戦合計6-0のうち、4得点2アシストだよ?なに?なんだあのチビはぐらいの感じなわけ? 誰々が何点取ったとかいう話も、例えば他の10何対0とかでのゴール数とかとごっちゃにされて、なんなら4得点ぐらい大したこと無いみたいな?いや、大事なのは内容であって、対戦相手であって、そんな10-0の試合とか混ぜないで!温存で半分も出てないし!現場見てない噂話ってそうなっちゃうの?優勝候補相手の試合での4得点2アシストだよ?1個なんて尻シュートだよ?尻!どうなのよ!すごいでしょ!ウチの息子! なんてことは口が裂けても言えないでいる。今までも、そしてこれからも。たぶん一生。だか...

048 地区大会予選リーグ決勝戦

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【2015〜2016/3 小学2年】 初戦で劇的に勝利したものの、これで勢いに乗るとは正直とても思えないでいた。 でも子供達はいい意味で単純で、シンプルに勢いに乗っていた。続く試合はちびたもでかたも温存されて半分ぐらいしか出なかったにもかかわらずたしか10点以上とってあっという間にBブロック首位につき決勝戦へとコマをすすめる。そしてAブロックの結果はやはりチームWが上がってきた。 夏前の大会ではチームWに勝利した。しかしあの時はお互いチームを2つに分けた。こっちはベストメンバーで、Wの方は両ブロックともに勝つように分けてきた。フル戦力のチームWと戦うのは初めてだ。 後日このチームWのコーチと話す機会があって。でかたは体が強いのに強引にひとりで行かない。結構まわりを使ってゲームを作るし、チャンスの時に自分の手柄よりも確率を取ることができる賢い選手だと。この年齢でそれを考えられる子は極めて少ないと。そういう話だった。ちびたもストライカーの割にはオレがオレがしてないのはでかたの影響もあるのかもしれない。 さぁ、チームWとの試合が始まった。 デカイ選手揃い。見た目で強そうなんだよなぁ。これじゃぁ並みの子供たちなら飲み込まれちゃうかもなぁ。でも、この時のチームSは大丈夫。頼りになるでかたと、調子に乗ってるちびたと、その二人を信頼しきっちゃってる仲間たちがいた。笑顔で勝てる勝てるとみんなで言ってる。リラックス通り越してる。大丈夫か? まるで正面衝突の交通事故のような試合展開。ピッチ中央でフィジカルのぶつかり合い。パスではなくてクリアに近い強いボールばかりが飛び交う。 随分長い時間その状態だったように思う。ふとした拍子にセンターサークルど真ん中で相手ボールをインターセプト。急に目の前にボールがきちゃったって感じ。そのまま横にポーンと左サイドへロングパス。あんまりそういうのやったことない子だったけどお見事!ライン際でちびたが受け取り、そのまま左サイドを独走して一気にペナルティエリア進入。インターセプトからパスまでが急展開すぎて攻め手になってた敵が間に合わない。 すぐにキーパーと1対1になって、落ち着いて右足インステップでゴール右側へ。ちょっと展開からは予想できない出会い頭のようなゴール。まぁともかく先制点!このゴールは歓声というよりもあらら?って...

047 地区大会予選第1試合後半戦

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【2015〜2016/3 小学2年】 コーチが叫ぶ。 「ちびた!蹴って!」 好きな角度、好きな距離だ。問題は気持ち。萎縮するな。。。上を狙えばまず入る。 ちびたはなんの気負いもなく笛を待っている。 ピー! 笛と同時にスタート。軽く振り抜いて柔らかく右上隅に。ピッチがどよめく!先制点! 憎いかな、爽やかな笑顔で周りの興奮をかわして軽くピョン。・・・それやめなさいって。 狙い通り敵チームの勢いは完全に止まった。しかし守ってもやはり強いチームM。このまま膠着して前半終了。 後半。雰囲気はガラリと変わり静かな立ち上がり。こうなると俄然でかたのフィジカルが効いて押せ押せに。向こうも対応してダントツで上手い奴がでかたにピッタリつく。 後半早い時間、敵陣近い所でスローイン。でかたがボールを入れる。味方がワントラップした後ボールが暴れて逆サイドに流れる。ゴール前は混雑している中、遠いサイドに1人だけ違うスピードが。 転がってきたボールとの出会い頭、グルンと身体を回す。まるでコマのよう。ボールははじき出されるようにゴールに突き刺さった。ちびたの2点目は得意のダイレクト!いい時間に追加してくれた! そしてまたもや仲間たちを軽くかわして一回ピョンと。ちゅうたのお父さんが「ピョンってやってますね(笑)」 完全に試合を制したようで、続いてはでかたがちびたのコーナーキックに反応してダイビングヘッドで3点目!いやこれもスーパーゴール!ダイビングヘッドって! そして試合終了。勝った!!!昨年の優勝チームに勝った!お父さんはどっと疲れた。はっきり言ってこの試合の事しか考えてなかったから。多分これでブロックは首位通過する。そして最後の相手は多分チームW。 もう策は無い。チームMにもし勝てたらあとは勢い任せと、最初から決めていた。 とにかく良くやった!いきなりの大金星!大会運営陣がどよめいてるぞ!優勝候補筆頭が初戦で消えたからね。あとから聞いた話、このチームMのエースは今大会のMVP候補筆頭!いやさすがに強かった。3-0だったけど多分今まで見た中で1番強い相手だった。 対チームM 3-0 ちびた2ゴール(フリーキック1、ダイレクト1)、1アシスト ↓2つのブログランキングに登録しています。  

046 いざ決戦。いきなりの大一番

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【2015〜2016/3 小学2年】 予定通り数日前から練習のペースと休む日を調整。これは実はコーチには内緒で練習を休んでお父さんが組んだメニューをやってたりした。ちょっとズルいかな?とも思ったけど。 問題はちびた自身の気持ちの持って行き方。案の定ちょっとサボり気味でヒヤヒヤさせられた。なんなら今週末試合だってことを忘れているぐらいの勢い。2〜3日前からチラホラお父さんと言い合いとかしてた。ザリガニ採りに行くとかもう本気で訳わかんないし。 それでもなんとか気持ちを取り戻して(もちろんお父さんの)、当日の朝。ちびたは随分とリラックスしている。お父さんは複雑。やってやるって気持ち半分と、ダメだった時の覚悟を今のうちにって気持ちと。弱気とかそんなんじゃなく、正直言って勝つ可能性は低い。 朝。予選なので簡単な開会式。そしてすぐ試合。第一試合は対チームM。 実は試合前にお父さんとちびたとでかたの3人で少し話す時間があった。お父さんが用意していた話をする。 このチームMとの試合のキモは最初の1分。笛がなってから1分間、全力ダッシュを続けろ。一切止まらずに全力ダッシュで敵に向かっていけ。戻るときも攻めるときも全力ダッシュ。1分でいい。 勝負ってのはね、流れってのがあるんだ。なんとなくわかるだろ?上手いチームにのびのびやらせたらダメだから、最初にビックリさせるんだ。体を固まらせるんだ。そうしてこっちがのびのびやる雰囲気を作るんだ。 そういって送り出した。そして笛が鳴るその時までライン際でお父さんは指で1分のサインをずっと出していた。ちびたはしっかりと頷いていた。 いよいよ試合開始。 案の定相手はナメてかかってきた。最初の全力ダッシュもいきなりディフェンスになった。全員守備でもなおかつ連続でシュートを打たれる。ちびたの横っ飛びが無ければ危なかった場面も。むしろこっちが出鼻をくじかれたかのよう。防戦一方の時間が続く。 しかしポジション関係無くちびたとでかたがボールに食いつき続けたおかげで、みにたあたりによくボールが回った。みにたはちゅうたと同じく2年生からの加入組だけど1番サッカー歴が長く試合巧者。アシスト数がかなり多い。 みにたがうまくボールを回し始めてから敵の主力が前に残ったままになって来た。そのままパスをつなぎながら上がっていく。お...

045 ついに開始!地区大会予選

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【2015〜2016/3 小学2年】 長かった。 待ちくたびれたほど。 年長さんの頃にダークホースながら劇的に強豪を撃破して上り詰めたこの大舞台。 もういちどあの頂点の座につくこと。そして大会MVPをとったでかたを追い越すこと。それを目標に2年間頑張ってきた。 休み休みだけど。 最近たるみっぱなしだけど。。。 まぁでもこの大会のこととなるとさすがに目の色が変わるちびたくん。 お父さんといえばある程度状況が見えてきて、正直勝ち抜くことは相当困難だってことがわかってる。でも、スケジュールも相当余裕を持って発表され、しっかり準備する期間も十分。この間、お父さんも色々と考えてきた。 まずは状況分析。 今年度の優勝候補は2チーム。まずはチームW。相変わらずの安定した強さと選手層の厚さで鉄板の評判。 もうひとつが昨年度、本大会優勝のチームM。Wの逆文字で命名。選手層や歴代の成績はWに引けを取らないんだそう(知らなかったけど)。 実際、他のお父さんなど色んな人から聞くに、この二つのチームに勝つのはまぁ無理でしょう、と。勝負になるのは年長さんまでで上に行くほど層も厚くなり強くなる。そんな話だった。 一昨年優勝したにもかかわらず2年前のことなんて知るか、とでもいわれてるような感じでチームSはまたもダークホース。おいおいおいおい。やっぱチームの規模とか?実績とか?そういうのなわけ? ということでこの地区予選の組み合わせが決まった時のこと。コーチが頭を抱えてやってきたことをよく覚えている。 「最悪なところをひいてしまいました。。。」 地区大会は実は地域ごとというわけじゃなく、抽選で各地区にふりわけられるらしく。各地区に振り分けられた8チームが2つのブロックに分かれて順位を争う。そしてトップ同士の決勝戦で勝った方だけが地区決勝大会へコマを進める。ようするに次に進めるのは8チーム中たったの1チーム。 「今回の地区の振り分けでチームMとチームWの両方と一緒になっちゃいました〜。チームSはBブロックで第一試合の相手がチームMで〜。。。で、もし勝っても〜AブロックにチームWがいるんで〜。。。」 と。要するに本大会の優勝候補が2つ揃ってる地区に入っちゃったと。これはすごいくじ運。もうほとんど本大会の事実上の優勝決定戦。全部で20...

044 市民駅伝エントリー

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【2015〜2016/3 小学2年】 まだまだ残暑厳しい中、フットサルの帰り道。この話が来た。取り急ぎエントリーだけしちゃってこれからメンバー集めだということで。大会は秋でまだまだ先だからみんなで練習とかしてそれが楽しそうってことで手を挙げた。市民駅伝だっていうからまったりとしてて良さそう! ということでサッカーチームのお父さんたちがチームを組んで市民駅伝に出ることに。なんとなくはしゃいで週末の早朝に集まって近所のコースを走ったりした。 でも集まったのは最初だけで一人減り二人減り・・・3週間後ぐらいには各自でやりましょうと(笑)。 お父さんは週3で頑張った。タイムもグングンのびた(元が悪すぎた)。お父さん仲間にすごく褒められた。頑張り屋さんだって(笑)。 一回だけちびたが練習に付き合ってくれて、その時はチームメイトとそのお父さんと4人でジョギング。 仲間の子はちゃんと走れるのにちびたくんは同じペースで走ることできないのね。ダッシュと休むを繰り返すばっかで結果的には結構遅い。なんてこった。 途中アキレス腱炎が再発したり、膝が調子悪くなったりでバッチリとはいかなかったけど、結構長いこと練習したわけで。本番はとっくに冬になってた頃だったっけ。 ↓2つのブログランキングに登録しています。  

043 自家製トレーニング

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【2015〜2016/3 小学2年】 ピアノもやめたし学童もやめた。学校から帰ってきてはすぐに遊びに行って宿題もやらない。サッカーと同時に始めたZ会も全然やらない。。。 ないない尽くしだけど、サッカーに関しては少しは真面目に考えててちょっと伸び悩み?的な感じで練習が充実してないご様子。 まぁそういう時期かな?それじゃぁそろそろってことでお父さんが少し真面目な、うまくなるための基礎的な練習ってのを提案し始めた。第一に前から気になっていた走り方がおかしいこと。あとはピョンピョンするくせ。いろんな癖が野放しになってて本人のイメージほどうまくサッカーができてないと感じ始めたのだろうと。 随分前からお父さんは独学でちびたにはどんなトレーニング、どんな矯正が必要なのかを調べていた。そしてメニューを組んでやってみようと誘ってみた。ちびたは朝練の時と同じように二つ返事でOK。うまくなることには結構いつも前向きなのよね。 やったことは主に走り方を意識しながらの各種ステップとジャンプ。力は使わない。並行、直角、まっすぐをキープ。リズムを正確に。などなど。 案の定できない。全然できない。そしてあからさまにイライラしている。気が入らないからなおさらできなくなる。ペースは夕方に一日置きぐらいで。キリがないから時間を区切って手短に。 なんとか乗り越えて欲しい。焦る必要は無い。そろそろ辛い練習、嫌いな練習も必要な頃だ。そう思って根気良く話しかけたり説明したりしながら何日か続けてたがついに喧嘩になる。やりたくない!と。 そしてお父さんはかなり悩んだ。そして出した結論は「やめよう。」やりたくないと言った次の日に話した。 教えたい。直したい。うまくなって欲しい。周りの話から聞くに、そういう親の気持ちはものすごく強いものがあって、お父さんもご他聞に漏れない。絶対に続けたかった。ココを今直せば将来に大きく良い影響がある自信があった。でも結局やめる決断ができたのは・・・なんだったのかな?うーん。 この決断については自分で自分のことをとても褒めている。よく我慢したと。本当は続けるべきだったのかもしれない。でもなんというか・・・ ダイレクトボレーを「約束」にしてから、なんとなく二人が求めているものは「正解」ではないんだという気持ち。ちびたに今、走り方の「正解」を求める...

042 ピアノと学童

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【2015〜2016/3 小学2年】 夏休みも終わり、長い2学期がはじまり。 年中さんから週一できてもらってたピアノのレッスン。やさしい女の先生でちびたも気に入って頑張ってたけど、サッカーに熱が入ると共にピアノの練習をサボるように。もともとそういう性分じゃ無いのがありありだったからね。黙って座ってられないのよね。 ということできっぱり辞めちゃいました。最後のレッスンが終わって先生とバイバイになったら泣いちゃったりして。いや、やりたくなったらすぐまたやればいいんだよ。まぁでも絶対やらないと思うけど! と思ったら同じタイミングで変なことが起こった。ちびたが泣きながら帰ってきたのは初めてじゃ無いかな?きけば学童で上級生にいじめられてるとのこと。そうかー上級生二人かー、それじゃ勝てないわな。っていうかちびたはどうせやり返さないんでしょ? さすがにお父さんと学童とで話し合いになった。相手には叱っておくのでとのこと。でもその後いじめは変わらない。そりゃそうよね。 ってことであっさり学童をやめることにした。お父さんにしてみりゃ冗談じゃ無いからね。学校が終わってからさびしいから学童に行ってるんだから、いじめられるぐらいなら家にいればいい。っていうかどうせそうなったら毎日クラスの友達と遊ぶに決まってるし。 聞けばやっぱり運動ができる下級生が気に入らないとかそんなノリだったらしい。しょうもないけどあんまり大人が騒ぐと余計にこじれるしね。もしちびたがいじめる側だったらお父さんただじゃ済まさないけど。と、ちびたにはガッツリ脅しておく。ちびたくん被害者なのにビビリまくり。 ということでこれでサッカーに打ち込める・・・と思いきや、クラスの友達と毎日遊び呆けることに。宿題もやらずに夜のサッカー塾もさぼりたいとかぬかすしでお父さんと言い合いになることが多くなった。ギャングエイジですわな。クソ生意気ですわ。 ↓2つのブログランキングに登録しています。  

041 新聞に載ろうカップ、決勝戦!

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【2015〜2016/3 小学2年】 さて迎えた決勝戦。 ここまででちびたはでかたより2点ぐらい多く取っていることでお父さんは若干興奮気味で。でも決勝戦自体はたぶんお父さんも周りの親たちもなんとなく安心モードでみてたような気がする。だってなんか強いんだもんチームS。 ところが随分と押されている。というか良く守られてる。よく見ると相手はきっちりポジションが決まっている。ちゃんと子供達が言うこと聞いて並んでるフォーメーション。見たこと無い!ある意味すごいけどよく親たちは黙って無いね!なんて話をみんなで。 コッチはコーチ不在。なんとなくバラバラと攻める。普段試合中コーチはひっきりなしに声を上げていてそれをなんとも思わなかったけど、大事なことを言ってたんだなぁー。なんて気づいたのが遅かったようで。 サイドを駆け上がられてセンタリング。そのまま真ん中で待ってた子に軽く合わせられて失点。みたところ何度も何度も練習している形のようだった。初めてぶちあたった組織サッカーの壁。そして再生ビデオをみるかのように全く同じ形でまた失点。これで0-2。このまま前半終了。 この間、誰かが年長さんの方に行ってたコーチを呼びに行った。ダッシュでやってきたコーチ。みんなから状況を聞いて大げさにリアクションしてる。そしていそぎガンガン指示を出す。 後半開始。フォーメーションを組んだ!いつも言ってたのかもしれないけどちゃんと子供たちが言うことを聞いてちゃんと各場所に立っているのを見るのははじめてな気がする。 バックスが3人。センターバックがちゅうた。中盤がでかたで前がちびた。2-2-3の形ね。まぁ順当なところか。で、コーチはちゅうたにしきりに指示を出す。ちょっとでも前に出たら出るな!と何度も何度も。目立った声がけはそれぐらいだったかな?あとはちびたに下がるな!と。守らなくていい!と。 そんなもんなのかなー?なんて見ていると真ん中ででかたが広々とドリブルできるように。ひとりで持って行って1点取り返す。おー!なんかすごいな!でもこのスタイルに落ち着くまで少し時間かかったからあと1点追いつくかな? なんて言ってるうちに中盤を押し上げてうまくボールが回ってでかたのアシストで同点!ちびたはこのプレイには絡んで無いけど敵のディフェンスが2人ぐらいちびたについていたから、それが...

040 新聞に載ろうカップ、アゲイン

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【2015〜2016/3 小学2年】 年長さん時代にこのチームで優勝を果たし新聞にちっちゃく載った。その新聞はどっかいった。。。一年生の頃にはこの大会に声はかからなかった。親たちの間ではおそらく闇の組織がこっそり見ていてエントリーチームを決めてるんだろうと。 チームは何人か入れ替えはあったものの7〜8人は年中さんからの生え抜き。大きな大会らしく敵チームは知らないところばかりの一発勝負のトーナメント。 ちびたくんも年長さんの時とは違ってもはや点取り屋。思えば年長さんの頃のこの大会はめざせフル出場!の控え選手だった。ほぼ同じメンバーのチームの中で立ってる場所がこんなにも違うなんて、と思うととても感慨深い。 お父さんの正直は気持ちとしてはもう勝てとか点決めろとかでは全然なくて、よくここまで来たよ、もうこれで十分みたいな。とかいって試合が始まると誰よりも必勝を願うくせにね。声援は送らないけど。はずかしいから。 やっぱり闇の力が働いてるとしか思えず、1〜2試合目は順当に勝ち上がる。こういうのって初っ端で強いところと当たることが絶対無いよね!って親たちで盛り上がる。なんせエントリーされる基準さえ未だにな謎なわけで。 お父さんは試合前にちびたと打ち合わせ。今日は何点とる?10点?おーそうか。んでダイレクトは?3回?ふんふん。じゃぁ10点中ダイレクトが3点ね。じゃぁ3点のうちできたらジャンピングダイレクトボレー1回決めてみようか。なんて。本当にそんな感じで話してた。今考えるとバカみたい。というか人に聞かせらんない。 試合中に思わず声をかけた。「ダイレクトね!ダイレクト。」それを聞いてたちゅうたのお父さんがそれなんですか?って。あれは恥ずかしかったので今でもよく覚えてる。「イヤ親子の目標で。いつもダイレクトボレーでシュート決める目標を立ててるんですよ。」 実はこの大会。ちびたたちの後輩の年長さんもエントリーしていて順調に勝ち進んでいた。コーチは大変。行ったり来たり。こっちのチームの決勝戦の時が年長さんと丸かぶりでアッチに行っちゃってた。たぶんコッチは安心してたんだろうね。全部正直圧勝してたから。 ここまでちびたは9ゴール。ダイレクトボレーは1回だったかな?でかたもよく決めてたけどちびたの方が2点ぐらい多かった。この時はお父さんは地味に興奮。(おぉ!...

039 夏休みの練習ラッシュ

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【2015〜2016/3 小学2年】 ついに夏休みに突入。予定がてんこ盛りで、お父さんもちびたも気合が入っていた。学校のプール教室が週2回ぐらい。さらにプールが大好きなちびたのために週2で電車で行く大きなプールへ連れて行こうと計画していた。 サッカーチームの練習はコーチが気合を入れて広いグラウンドを借りたり、他チームと練習試合を組んだりして来た。さてはこないだチームWに勝ったから色気がでてるな? 夏休みのサッカー合宿もあるし、サッカー塾も週3のフル参加予定。そして一番のイベントとして夏休みに入ってから年長さんの時に参加した大会にエントリーが決まっている。あの、優勝したら新聞に載るってヤツ! まずは休みに入ってすぐに広いグラウンドで他チームとの合同練習が何回か。練習試合もたくさんやった。その時にうれしかったのが相手チームのコーチがちびたをベタ褒め。ダンゴに入らない。ポジションがいい。飛び出しがいいって。この頃はでかたと右左でコーナーキックを蹴るようになってきていて、それもでかたに次いで距離が出るようになってた。 学校のプールは大好きで皆勤賞をもらってきた。しかし聞けば相変わらずメチャ遅いらしい。それでも2年生の中では一番うまいレベルの帽子の色をもらってきた。お父さんとの大プールも時にはサッカーチームの仲間も連れて4〜5回は行った。 サッカー塾は夕方からスタートで室内だということもあってメチャクチャ暑い。そして蚊がすごい。ここではお父さんが勝手によく頑張った。子供の前でも何の遠慮もなく、苦しすぎて叫んだりぶっ倒れたり、でもコーチも言ってたけどそれが子供にとってすごくいいんだって。自分でもそういう姿を見せてるって感じは片隅にあって、それで頑張れるってのはある。ちびたにも必死に頑張るのって結構楽しいんだよってことを、見て学んでほしいって気持ちがこの時にはあった。 サッカー合宿は嫌いでいつもイヤイヤ行く。後から聞いたら夜に泣いたらしい。まぁでも普通に帰ってきたし、お父さんはちびこの面倒で忙しかったし。上手くなって帰ってきたのかね?結構お金高いからなー。他のチームのやつらと友達になったって?あそうよかったね。 そしてある日、お父さんは行けなかったけど遠征に行って練習試合してきた。チームメイトのお父さんが車で連れて行ってくれて、迎えに行った時にその...

038 ダイレクトボレーはお父さんとの約束

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【2015〜2016/3 小学2年】 サッカー熱が一気に加速し始めて夏がやってきた。 夏休み直前の思い出をひとつ。あれはサッカーチームの普段の練習をひさしぶりに見に行ったときのミニゲームの時。 相変わらず元気に練習中。コーチもよく声が出ている。でお父さんはちょっと近くまで行って、ちびたが攻めている側のゴールの真後ろまで行ってみる。 そこにいきなり真後ろからのボールを飛び込んでのダイレクトボレーシュート。さすがに枠に行かなかったけど。コーチが「ちびた〜、それは無茶だよ!まー決まったら神だけど!」と叫んでた。 こんなことまでするようになったか。練習でふざけてやるんじゃなくてミニゲームとはいえ試合の中でそれをやるのは、技術云々よりも思い切りが必要でそれができるってことか。これはもう「お父さんとの約束」にするしかないなぁ。 本当は、まずはオフサイドがあるから、そこまで思い切りのいい飛び出しができる機会は限られる。その前にそもそも適切かどうかでいうとせっかく飛び出したんだからきっちり前に落としてシュートするのがセオリーで。つまりは意味の無いわがままプレイはやめろとコーチにいわれる典型的なやつなわけで。 でもお父さんは相変わらず言う。見る人が面白いと思うことをやろうよ。やろうよダイレクト。間違っててもいいしハズしてもいい。それを期待する人がいて、やった時にワァ!ってなるならそれだけで十分。サッカーは見せるスポーツ。サッカー選手は見せるのが仕事。 それにお父さんは思うんだけどね。大舞台とか大一番とかでコレじゃなきゃ決まんない!ってことがあった時。その時になってはじめてじゃぁダイレクトボレーやってみますじゃぁ遅すぎ。今からやるんだよ!本番で!試合でやらなきゃ意味無いんだよ!・・・てな感じ。 ちびたは意味はたぶんあまりわかってないものの、周りに乗せられて盛り上がってる。お父さんがダイレクトボレーを要求するとすごく喜ぶ。お父さんはこの頃から決めていた。ちびたがサッカー続ける限りずっと「ダイレクトボレー!」って言い続けようって。 サッカー塾ではコーチが完全に面白がっちゃってダイレクトボレーばっかりやらせる。ミニゲームで周りにボールあげさせるし、時々割って入ってきて自分でちびたにボールを上げる。さすがに素晴らしいボールを出すからすごくいい練習になってる...

037 野球体験〜親子練習で覚醒?

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【2015〜2016/3 小学2年】 野球体験に行った。この時はなんといったらいいのか、いまだにサッカー1本に絞っていなかったというかなんというか。チームWとあれほどの感動劇をおこしたくせに。 まぁでもお父さんはたとえ気に入っても野球チームには入れるつもりなかったけどね。ちびたがどんなもんか知りたいってのもあって。 行ってみると正直ちょっと驚いた。まずは全然疲れない!先輩への声がけばっかり。ダイヤモンド一周もこれ全員分待つの?15分に一回しか走らない。礼儀作法ばっかりもいいけど運動になってないよね。。。 3時間の練習で最後の30分でやっとバッティングと守備の練習。コーチがちびたを気に入っちゃって是非と言われる。特にバッティング。ちょっとうれしい。でもはじめて持つ金属バットが超重そうだ。 終わってからちびたくんは決まり台詞のように楽しかった!またやりたい!チームに入りたい!と。はいはい、わかってるよ。そう言うのはわかってる。 そしてお風呂の反省会でどうだった?とゆっくり諭す。アレやったね、コレやったね。疲れなかったね。ずっと待ってたね。・・・さぁどうだった?・・・やめとく?そうだね。はいおしまい。また行こうね。 でも野球は好きなのでまた親子で週末練習。ちびたくんはフライが大好物。大人の全力のフライを獲る。やわらかいボールなので風で変化してなかなか取れない。 で、思いついてお父さんの揚げたフライをバットを持って構えるちびたくん。剣道でいう上段。それどうするんだよ?って打つんかい! えー!打てるの?なんで当てられるの?ちょっと代わってみ。うーんまぁがんばれば打てるかな?いやちびたが投げるフライだしな。お父さんのフライはベラボーだからこれを打つのはちょっとすごいな。落ちてくるボールが速すぎて、インパクトの瞬間はお父さんには見えてない。 お父さんバカ受けしてそれからはずっとフライ打ちの練習。それっ!パコーン!あっはははは!打った打った!超オモロイ!もっかい!もっかい!ちびたもやたらにウケてる。 ずーっとそれの繰り返し。ハタから見たらバカな親子だったんだろーなー。それにしても空振りしないんだよな。ちょっと驚異的だ。なんとかこれをサッカーに活かせないもんだろうか。。。あれ?このセリフ前もあった...

036 宿敵との対決

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【2015〜2016/3 小学2年】 6月。サッカーチームの大会が決まった。ノンタイトルだけど秋の大会の前哨戦として、強いチームが集まる。なんといってもチームWがいるとのこと。ちびたも気合が入っていた。たくさん練習するようになって自分を試したい気持ちっぽい。それに前回チームWに負けた時は1年生だったけど、今度は主力の2年生としてだから。 チームは3つに分かれてリーグ戦となった。チームWも3つに分かれる。1年メンバーメインのAチームはこの日の午前の部で完結するから正味2チームずつ。ちびたはBチームに入った。でかたや、新加入のちゅうた、みにたもいる主力メンバー。このリーグ戦を首位で突破すればもうひとつのブロックの首位と決勝戦がある。(今思うとどっちも同じチームが勝ったらどうするんだろう?それでもやるのかな?) 2試合を順調に勝ち、最後の3試合目にチームWとの勝負となった。隣のブロックでやっていたチームSのCチーム(ややこしいなー)はチームWのCチーム(ややこしいなー)に負けてしまった。だから決勝戦はチームWのCチーム対Bブロックのこの試合の勝者という組み合わせ。 チームWのコーチは相変わらずヒートアップしている。こっちのママたちは相変わらず静か。ちびたくんは堂々としてるなぁ〜。。。これも練習の成果なのかなぁ。ただ、ディフェンスはやっぱりザル(笑) このBブロックは双方ともにベストメンバーで組んできたと思われ、事実上の決勝戦的な雰囲気になっていた。さすがにチームW。すごいフォワードがいてガップリ4つで組んでいた。いや、前半は終始押されていたね。カウンター、でかたの飛び出しで大チャンスがあったけど悪い癖が出てシュートが枠に行かなかった。そして逆にカウンターで飛び出されて独走され、1点を失う。 後半は少しずつ盛り返すも硬直状態。ちびたもずいぶんと突破していたけど、後半から相手のエースと思われる大きな選手にマンマークされていた。 手元の時計で残り2分。さすがに応援してるママたちから諦めるなー!の声が。お父さんも「あーダメかなー。。。」って言ってた。チームSのコーチもさすがに興奮して「走れ!動いてるのちびただけだぞ!みんな走れ!」と。さすがのスタミナ小僧、ちびたくんは本当によく走ってた。 残り1分を切ったあたり。フエが鳴って終わったと思ったら相手の...

035 サッカー塾でのちびたのプレイ

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【2015〜2016/3 小学2年】 夜のサッカー塾では前半に基礎的な練習とかボールを使ったゲームとかいろんなことをやって、後半はゲームをやる。コートは2面あってちびたくんは低学年のコート。そしてお父さんも低学年の方に入る。ヘタだから。(一回高学年の方に入れられたけど、ビビって下がいいとコーチに頼んだ。) この頃のちびたくんがどんな感じだったかを書くけど、親のひいき目はどうしたって出るからいちいち気にしてたらキリが無いってことで以下。 元々はなんでそんなにゴールをきめるのか不思議だった。はっきり言ってシュート力は普通。力が無いとは言わないけど本気で強いシュートを打つことがほぼ無いしそういう練習もしない。でもなぜかよく決める。 お父さんコーチは基本キーパー。手を使わないキーパー。しばらくは親子ってことでほぼ同じチームだったので、ちびたのシュートは後ろで見る側。そして他の子のシュートを受ける。同学年の子でも、イッコ下の子でもちびたよりも強いシュートを打つ子はたくさんいてバンバン打ってくる。それを受けるんだけど、コーチは本気で止めてくださいっていうから止める。まぁさすがにほぼ止める。たまにこれはしょうがないって時ぐらい。あとは流れを読んで決めさせることも多いし。 で、かなり経ってちびたが別のチームになるようにもなってきて。それでさぁちびたくんのシュートを受けましょうと。やっぱりさすがに止めるんだけど、たまに入れられる!おいまじかよ!って感じ。他の子よりもスピードは無いんだけどなぁ〜。他のお父さんコーチに冷やかされること多々。いや手は抜いてないって。普通にくやしいもん。いやコーナー狙ってるってこともなさそうだし。 で、お父さんはそれからじっくりじっくり観察していて、それなりに考えがまとまって。ちびたくんのシュートはたまにタイミングが変なんですよ。トーキックではないんだけど踏み込みのタイミングとかがいちいちバラバラというか、意味なくフライング気味に打ってくる。 他の子はですね。正直どんなに強いシュートでも、いや強いシュートほど打つ前にしっかり準備する動作があるから予測しやすくてタイミングが取りやすくて、だから止めやすい。一二の三でシュート。はいあとはボールが来た所に足を出すだけ。 でもちびたくんのは、走りこんで来ながらというか、走ってるのと同じ...

034 サッカー塾の仲間たち

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【2015〜2016/3 小学2年】 サッカーチームの方が新体制で始まったのと同じく、夜のサッカー塾の方も新しいメンバーが入ってきてちびたくんも定期的に行くようになって仲間が増えた。 定着して通うようになった同じ2年生は4〜5人ぐらい?中でも週に一回以上は顔を合わせるメンバーが2〜3人。この塾の中で一緒に練習するだけなので名付けるほどではないけれど。。。 この塾に通う仲間はみんなとても上手い。基本的なことがしっかりとしていて、1対1で強いし、パス回しもミスが少ない。ちびたんくんはこの中では正直ヘタな方で。やっぱり根詰めた練習とか基礎的なちゃんとしたことをやったことが無いから、(ついでにお父さんも素人だし)どうしても足元のテクが無い。リフティングなんて2年生の春には5回もできなかった。 だから同学年の中では完全にヘタクソとして扱われる。コンビでの練習も断られるし、話をしてても見下されるし。いや、でも大抵みんないい子で、普通に仲良くもしてる。だけど、サッカーについてはそういう部分がある。上手い下手とかについては子供はとてもドライ。 一時期お父さんはすごくそれが嫌で、このサッカー塾やめた方がいいかな?と思うこともあった。でもそれじゃぁ負けて去るみたいだしね。それに逆にそれが発奮してというか、チームでは上手い方になったのに天狗にもならずに頑張ってたわけだし。あと、お父さんの本音としてはこの塾の同学年の中ではちびたが一番上手くなると思ってるから。(これはお父さんコーチ仲間には内緒!) ちびたくんは負けてもバカにされても全くやり返さないタイプ。静かに練習を繰り返していつかサッカーでやり返すっていう気持ちを静かに、誰にも話さずに持ち続ける。気持ちの強さってのを表に出さないからサッカー選手としてはどうなのよ?とも思う。でもまぁ結果努力するんだから今んところはいいかな?って。 もうひとつ、この塾でだんだん身につけていったことがあって。それがダイレクトのプレイ。元々あまりドリブルをしないタイプだし(この世代ではとても珍しいと思う)ボールをキープすることに全然執着が無い。すぐにパスする。ついでにすぐにシュートをしちゃう。 そんな感じでなんならせっかちとも言えるプレイスタイル。展開が早くて周りがおお!ってなるワンプレイ。そういうサッカーを好んでするようになっ...

033 いよいよ二年生

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【2015〜2016/3 小学2年】 夜のサッカー塾でのお父さんコーチの就任効果で、いままで週一でたまにサボる、つまり月に2〜3回だったのが、週一プラスもう少しぐらいに上がった。サッカーチームの方も週2になったし。 そんなこんなで冬が過ぎ春が来て・・・。 二年生になりました。黄色い帽子と黄色いランドセルカバーともさようなら。代わって黄色い帽子とカバーの新一年生たちを眺める立場に。感慨深いなぁ〜。なんかグッと子供感があがるよね。今までは正直まだ乳児みたいな風情が。ちびたくんの場合、姿勢とか動き方とかが乳児っぽいっつーのもあるけど。いまだにピョンピョンしてるし。ディフェンスの時にピョンピョンするのやめなさい。ほらすぐ抜かれる。 さて新学年。サッカーチームにたくさん新メンバーが加わりました。この学年に入ってくるのはやっぱり本大会に優勝したチームSってことでサッカーやってた子も。たぶん4〜5人入ったんだけど、ちょっと2名ほど名付けておこうかな。 まずは背がちびたよりちいさいのでみにた。かなり小さい頃からサッカーやってたらしい。上手い。たぶんいきなりレギュラー。 そして背がでかたとちびたの間だからちゅうた。聞けばお兄ちゃんがサッカーをやってて習ってたらしいけどチームに入るのは初めてだそう。ほぼ後ろでプレイするのでゴールはほとんど無いけどめちゃくちゃ上手い。2年生とは思えない。プロになる人の子供の頃ってこんななのかな?って思う。お父さんは勝手に天才って呼んでる。 一方辞めていった子も何人かいるのでトータル2〜3人増えたぐらいの感じ。これで今年の大会に臨むことになるわけ。 1年生の秋頃に大会出場枠の4人に選ばれてからは普段の練習でも大体上手い方のチームで練習するのが定着してる。たまに他の親御さんから「ちびたくん、上手くなりましたねー。」って言われる。 たしかに少しだけ足元のプレイがサッカーっぽくなってきたかな。でもまだまだお父さん的にはゴールデンエイジには遠いかな?根詰めてやるのはまだまだ先だから今は楽しくサッカーやってればそれでいい。って感じ。 でも一番上手い子にさせてやるぞって気にはもうなってた。でかたという壁は非常に高い。でもでかたと仲いいから笑って目指せるよね。 あ。でもよく考えたら、でかたもちびたもまだ、サッカー1本でやってい...

032 夜のサッカー塾、お父さんコーチ誕生

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【2014〜2015/3 小学1年】 冬休みも終わり、お父さんのケガも軽いもの(突き指と捻挫)は治り、ちらちらとサッカーもできるな?ぐらいの頃。見計らったようにあるお話が。 いつも通り、夜のサッカー塾のお迎えに行くとコーチから「今度お父さんも是非!」と、お話が。 最初、言ってる意味がわからなくてきき返す。一緒に練習するってこと?・・・斬新ですねー。あはは、えぇじゃぁまー今度。なんて社交辞令で返した。 次の週「待ってますから!是非!」マジなんだ。。。いやー今怪我しててー。じゃぁ治ったらー。なんて感じで。 で、その次の週でしたっけ。結局押し切られて練習に参加したのって。そしたらあっというまに練習着を支給されるわ、子供達にはコーチって紹介されるわで、完全にアチラペース。でもまぁちびたが大喜びなのでね。それでついつい。 コーチとしてはお父さんをたくさん集めて一緒に練習するという方針を打ち立てたようで。他のお父さんたちも何人かいらっしゃって。あとから聞けばなんとなくコーチの心の中のオーディションを勝ち抜いたメンバーだということで(笑) この話は後から軽く聞いたけど、まぁ要は練習を見ていて子供を叱らない親。サッカーのことでいばらない人を選んだと。サッカー歴とか運動神経とかは関係無いと言ってました。が、やっぱりサッカー経験者やスポーツ経験者がほとんど。でもみなさんとてもいい方で。ガツガツしてないというかサッカーうまくても嫌味が無い人たちしかいなくて。 この中でお父さんはやっぱり唯一キャリア0で全く動けない人で。この塾の練習はとてもキツイ。とくにお父さんはボールを扱えないということもあって、ちびたと一緒のフィジカルトレーニングのコースから参加したので、さらにキツイ。 ダッシュやもも上げやターンなど、完全にシゴキ。子供たちの前で転んだりぶっ倒れたりと散々。でも明るく楽しくやる雰囲気を守っていたので、なるほどこういうことかー、と。これなら子供たちの前で醜態晒して恥ずかしいとかそういうのも吹っ切れる。一生懸命やってぶっ倒れるのは恥ずかしいことじゃないんだぞと。見とけよー!ちびた!みたいな感じで。 気がつくと完全にハマってしまっていた。。。そしてほかのお父さんたちも思いは一緒だったようで、みんなが仲良くなるのにさほど時間はかからなかった。。。 今...

031 スキーとDS

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【2014〜2015/3 小学1年】 北海道旅行。といってもお父さんの実家だけど。 近くの公園でスキー。一個上のいとこがいて一緒に。最初はすごく怖かってたけどすぐに滑れるようになる。楽しいらしい。さすがに曲がるのは無理っぽい。 運動能力的にはどうなんだろうね?滑るのとかって。まぁずっと登っては滑ってをやってるから体力作りにはいい。 しかしながら。このいとこから禁断の遊びを習う。そして畳み掛けておばあちゃんという最強の甘やかし装置が発動して即座にDSとともに膨大な数のソフトを手中にした。そして地元に戻った・・・。 もちろんニンテンドーさんに恨みは無い。でも、多くの親が試行錯誤し情報交換している。本当に真剣に、長い時間かけて考えては悩み、迷いながら実行している。すべては子供の心身の健康のために。本当に大変。 結局のところこのDSというものが、まずは子供にとって突出した魅力があるらしい。他のゲームとは違い目の色が変わる。そして親にとってはそれがそのまま害力というものに成り代わって襲いかかってくる。他のゲームだとここまではいかない。 ちびたくんの場合、このDSへのハマり方が他の子と比べても少し普通じゃ無いように見えた。本当にずっとやり続ける。一度試してみたら朝6時から夜の10時まで。トイレも秒単位でダッシュしてやり続け、ご飯も言わなければ食べない。他のことをしていても目がうつろになるという、かなり危ない状態に。 この頃から何ヶ月もかけて。少しずつ時間を制限したり、やるソフトを減らしたり、その間の様子を見ながら色々と話し合い・・・最終的にはDSを完全に禁止にした。(Wiiの登場でそれが可能に。はるかにマシ。) そんなに厳しく無いと思う我が家だけど。・・・まぁシツケはきびしいかな?約束とか挨拶とかご飯の食べ方とか。でも、他の家の話とかでよく聞く独自のルールとかなんてほとんど無い。サッカーのことでも怒ったり文句言ったりなんてしないし。 でもこのDSだけはダメにした。最終的にはお父さんの権限で。ちびたには話の流れからもう一生DSはできない、あきらめろと言ってるけど。そのまま取ってあって、またDSをやっても大丈夫だとお父さんが判断できたら戻すつもり。というか早く戻してやりたいのだけど。。。親に隠れて友達の家でやってるうちはまだダメかなぁ。。。親...