041 新聞に載ろうカップ、決勝戦!
【2015〜2016/3 小学2年】
さて迎えた決勝戦。
ここまででちびたはでかたより2点ぐらい多く取っていることでお父さんは若干興奮気味で。でも決勝戦自体はたぶんお父さんも周りの親たちもなんとなく安心モードでみてたような気がする。だってなんか強いんだもんチームS。
ところが随分と押されている。というか良く守られてる。よく見ると相手はきっちりポジションが決まっている。ちゃんと子供達が言うこと聞いて並んでるフォーメーション。見たこと無い!ある意味すごいけどよく親たちは黙って無いね!なんて話をみんなで。
コッチはコーチ不在。なんとなくバラバラと攻める。普段試合中コーチはひっきりなしに声を上げていてそれをなんとも思わなかったけど、大事なことを言ってたんだなぁー。なんて気づいたのが遅かったようで。
サイドを駆け上がられてセンタリング。そのまま真ん中で待ってた子に軽く合わせられて失点。みたところ何度も何度も練習している形のようだった。初めてぶちあたった組織サッカーの壁。そして再生ビデオをみるかのように全く同じ形でまた失点。これで0-2。このまま前半終了。
この間、誰かが年長さんの方に行ってたコーチを呼びに行った。ダッシュでやってきたコーチ。みんなから状況を聞いて大げさにリアクションしてる。そしていそぎガンガン指示を出す。
後半開始。フォーメーションを組んだ!いつも言ってたのかもしれないけどちゃんと子供たちが言うことを聞いてちゃんと各場所に立っているのを見るのははじめてな気がする。
バックスが3人。センターバックがちゅうた。中盤がでかたで前がちびた。2-2-3の形ね。まぁ順当なところか。で、コーチはちゅうたにしきりに指示を出す。ちょっとでも前に出たら出るな!と何度も何度も。目立った声がけはそれぐらいだったかな?あとはちびたに下がるな!と。守らなくていい!と。
そんなもんなのかなー?なんて見ていると真ん中ででかたが広々とドリブルできるように。ひとりで持って行って1点取り返す。おー!なんかすごいな!でもこのスタイルに落ち着くまで少し時間かかったからあと1点追いつくかな?
なんて言ってるうちに中盤を押し上げてうまくボールが回ってでかたのアシストで同点!ちびたはこのプレイには絡んで無いけど敵のディフェンスが2人ぐらいちびたについていたから、それが良かったんだろう。俄然盛り上がる。さぁ逆転だ!
というところで笛が鳴る。同点で終了。ルールによると延長なしでPKなんだそうな。観客大ブーイング。PKはかわいそうだよなーって声が圧倒的。なんとかしてよー運営サイドさん。
ところで振り返るとちゅうたの機能。決勝戦まではなるほどちゅうたも点を取りたがって前によく出ていた。ちゅうたのお父さんはよく我慢してくれた。コーチもさすが。なによりいきなりのそういう戦術的なことを即実行したちゅうたはやっぱり天才だと思う。たいしたサッカー経験も無いのにボール持ってる時に顔が上がってるし、体の入れ方やボールの置き場所が様になってる。浮かせたパスや緩急出し分けたパスもやる。すごい。
さていよいよPK戦。でかたがキーパーでキッカーも最初だったっけ?ちびたは3番目ぐらいだっけね。でかたもちゅうたもちびたも順当に決めた。まぁちびたのシュートがサイドバーに当たって跳ね返って入った時は味方がどよめいたけどね。本当にビックリしたよ。笑ってんじゃ無いよ!心臓に悪いよ!
結果は仲間二人が外して終了。まぁルールでは負けだけどPK負けは負けじゃないよ。って周りが言ってた。ハズしたふたりが泣いてた。一人は一緒にプール行ったっけね。いやいやよくやったよ。なんかかわいいな。親のみなさんも同意見でかわいいね。よくやったね、って。
大会が終わって着替えながら、でかたとちびたで話をしていた。そこにお父さんも加わると、どっちがたくさん点取ったかを争ってる。。。そのうちに最初から数えてはっきりさせようと言い出したから、お父さんが同点でいいじゃん!と。ちびたは引き下がらなかったけど、お父さんは静かに話した。はっきりさせたらもしかしたらどっちかが負けるかもしれないぞ?同点でもよく無いか?点数なんてそんなに大事じゃ無いぞ?
でかたはとてもかしこい子で一瞬「あ...。」ってなって、じゃぁ同点ってことにしよう!ってことになった。でかたは本当に2年生のくせにちゃんとしすぎ。心身ともにチームの柱だね。
翌日の新聞を見てみると相手チームは別の学年とでW優勝してた。地元では有名な強豪だったと初めて知る。新聞だけ見るとなんか圧勝だったみたいな書きっぷりで軽くアタマにきた。PKだったことぐらい書けよなー。ついでに新聞によるとチームSって書いてなくて地域代表になってたことも知る。あのーそういうことってチーム自体には知らせないものなの?
ちびたに聞けば「またやったら絶対勝つ。負ける気がしない。」だとさ。でも「お父さんもそう思う。」ってノリで答えちゃった。でもでもそれって、ちゅうたが居てこそ、だからね。
お父さんはね、やっぱりあの30対0の練習試合でちんたらやる、真剣味の無いシュートを打つ感じが残ってたのが悪かったと思ってるから実は。決勝戦ノーゴールだったんだぞ。でかたとの点数勝負も数じゃなくて質の勝負なら負けてるぞ。
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さて迎えた決勝戦。
ここまででちびたはでかたより2点ぐらい多く取っていることでお父さんは若干興奮気味で。でも決勝戦自体はたぶんお父さんも周りの親たちもなんとなく安心モードでみてたような気がする。だってなんか強いんだもんチームS。
ところが随分と押されている。というか良く守られてる。よく見ると相手はきっちりポジションが決まっている。ちゃんと子供達が言うこと聞いて並んでるフォーメーション。見たこと無い!ある意味すごいけどよく親たちは黙って無いね!なんて話をみんなで。
コッチはコーチ不在。なんとなくバラバラと攻める。普段試合中コーチはひっきりなしに声を上げていてそれをなんとも思わなかったけど、大事なことを言ってたんだなぁー。なんて気づいたのが遅かったようで。
サイドを駆け上がられてセンタリング。そのまま真ん中で待ってた子に軽く合わせられて失点。みたところ何度も何度も練習している形のようだった。初めてぶちあたった組織サッカーの壁。そして再生ビデオをみるかのように全く同じ形でまた失点。これで0-2。このまま前半終了。
この間、誰かが年長さんの方に行ってたコーチを呼びに行った。ダッシュでやってきたコーチ。みんなから状況を聞いて大げさにリアクションしてる。そしていそぎガンガン指示を出す。
後半開始。フォーメーションを組んだ!いつも言ってたのかもしれないけどちゃんと子供たちが言うことを聞いてちゃんと各場所に立っているのを見るのははじめてな気がする。
バックスが3人。センターバックがちゅうた。中盤がでかたで前がちびた。2-2-3の形ね。まぁ順当なところか。で、コーチはちゅうたにしきりに指示を出す。ちょっとでも前に出たら出るな!と何度も何度も。目立った声がけはそれぐらいだったかな?あとはちびたに下がるな!と。守らなくていい!と。
そんなもんなのかなー?なんて見ていると真ん中ででかたが広々とドリブルできるように。ひとりで持って行って1点取り返す。おー!なんかすごいな!でもこのスタイルに落ち着くまで少し時間かかったからあと1点追いつくかな?
なんて言ってるうちに中盤を押し上げてうまくボールが回ってでかたのアシストで同点!ちびたはこのプレイには絡んで無いけど敵のディフェンスが2人ぐらいちびたについていたから、それが良かったんだろう。俄然盛り上がる。さぁ逆転だ!
というところで笛が鳴る。同点で終了。ルールによると延長なしでPKなんだそうな。観客大ブーイング。PKはかわいそうだよなーって声が圧倒的。なんとかしてよー運営サイドさん。
ところで振り返るとちゅうたの機能。決勝戦まではなるほどちゅうたも点を取りたがって前によく出ていた。ちゅうたのお父さんはよく我慢してくれた。コーチもさすが。なによりいきなりのそういう戦術的なことを即実行したちゅうたはやっぱり天才だと思う。たいしたサッカー経験も無いのにボール持ってる時に顔が上がってるし、体の入れ方やボールの置き場所が様になってる。浮かせたパスや緩急出し分けたパスもやる。すごい。
さていよいよPK戦。でかたがキーパーでキッカーも最初だったっけ?ちびたは3番目ぐらいだっけね。でかたもちゅうたもちびたも順当に決めた。まぁちびたのシュートがサイドバーに当たって跳ね返って入った時は味方がどよめいたけどね。本当にビックリしたよ。笑ってんじゃ無いよ!心臓に悪いよ!
結果は仲間二人が外して終了。まぁルールでは負けだけどPK負けは負けじゃないよ。って周りが言ってた。ハズしたふたりが泣いてた。一人は一緒にプール行ったっけね。いやいやよくやったよ。なんかかわいいな。親のみなさんも同意見でかわいいね。よくやったね、って。
大会が終わって着替えながら、でかたとちびたで話をしていた。そこにお父さんも加わると、どっちがたくさん点取ったかを争ってる。。。そのうちに最初から数えてはっきりさせようと言い出したから、お父さんが同点でいいじゃん!と。ちびたは引き下がらなかったけど、お父さんは静かに話した。はっきりさせたらもしかしたらどっちかが負けるかもしれないぞ?同点でもよく無いか?点数なんてそんなに大事じゃ無いぞ?
でかたはとてもかしこい子で一瞬「あ...。」ってなって、じゃぁ同点ってことにしよう!ってことになった。でかたは本当に2年生のくせにちゃんとしすぎ。心身ともにチームの柱だね。
翌日の新聞を見てみると相手チームは別の学年とでW優勝してた。地元では有名な強豪だったと初めて知る。新聞だけ見るとなんか圧勝だったみたいな書きっぷりで軽くアタマにきた。PKだったことぐらい書けよなー。ついでに新聞によるとチームSって書いてなくて地域代表になってたことも知る。あのーそういうことってチーム自体には知らせないものなの?
ちびたに聞けば「またやったら絶対勝つ。負ける気がしない。」だとさ。でも「お父さんもそう思う。」ってノリで答えちゃった。でもでもそれって、ちゅうたが居てこそ、だからね。
お父さんはね、やっぱりあの30対0の練習試合でちんたらやる、真剣味の無いシュートを打つ感じが残ってたのが悪かったと思ってるから実は。決勝戦ノーゴールだったんだぞ。でかたとの点数勝負も数じゃなくて質の勝負なら負けてるぞ。
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