トレセン終了
2017/12/18
さて週末土日の2日間にわたりトレセンに行ってきた。
実は遡ること2週間ほど前。。。
チームの方の大会も終わり、完全に気が抜けてまた練習以外でサッカーをやらない日々に戻った。クラブチームの自主練の宿題も全然やらない。夜のサッカー塾もいかない。Aに上がりたいからといってお父さんといろいろ考えたメニューもやらない。朝晩のストレッチももういいや・・・。
ある日の朝、おとうさんが朝走んないの?と聞くとちびたくんは「学校から帰ってきたら走る」と答えた。
その瞬間、おとうさんの心が折れてしまった。自分でもすごく急なタイミングでびっくりしてる。
「もういいよ。クラブチームは悪いけどいいタイミングでやめよう。もう何も言わないから、ちびたもサッカーのことは何も言わなくていい。今までおつかれさま。」
そう言って話しかけることもしなくなって、顔を見ることもしなくなった。
3日くらい経って。
ママにいろいろ言われたのがかなり響いたらしい。聞こえてたけど。
おとうさんに見放されたらもう終わりだよ。ママなんかサッカー興味無いし。たぶんピアノの時と一緒で本当はサッカー嫌いなんだってママは思ってるから。ちびたのこと信じてるのおとうさんだけだよ。
また練習頑張るからおとうさんに見ていてほしい。とかなんとかぼそっと言ってくる。でもお父さん心折れてるからどうせまた口だけといって突き放す。
そんな最中に急に出てきたのが、このトレセン話。急な話でママじゃおとうさんの代わりができない。まぁ別に意地張ってるわけでも無いから連れて行きましょうか、と。そんな流れ。
ちなみにこの土日のトレセンの合間、日曜日の午前にクラブチームのもはや恒例となった超強豪との年忘れトレーニングマッチ。これがあったから結構なハードスケジュールだった。(このTMについてはいろいろあったからまた後日書こうかな。)
さて、初日。
ふてくされてるおとうさんと一緒に会場に向かいクラブチームの仲間5人と合流。ヘラヘラ仲間と遊んでるようにしか見えないからおとうさんはちびたを会場に残して近くの公園で一休み。
しばらく経ってさすがにヒマだから見に行くとゲームをやってる。なんとなく一生懸命やってるように見えたから一声だけ。「ダッシュの姿勢、忘れてるよ。」
見ると守備が良くなってる。それより、特に攻撃の時、どうもクラブチームの時とプレイが違う。なんともまぁ楽しそう。そしてなんとも無茶なプレイっぷり。おいおい、セレクションってこと完全に忘れてるよね?
いい感じのやつと楽しげにコンビネーションで好き放題やってる。5チーム作って総当たり2巡くらいやってたけど全勝だったみたい。即席コンビでゲームを作って、全部のゴールに絡んで、みたいな。
おいちびたくん。その相棒ね、この間うちのチーム、大会で負けたよね。そのウチに勝ったチームのエース兼キャプテンだって。まぁちびたくんはその試合に出てないから知らないだろうけど。
終わりかけで駆け寄ってきた。「おとうさん!50M走予定変更になって明日やるって!」それがどうしたの?って感じだったけどまぁとにかく50M走がたのしみなんだそうな。おとうさんにみてもらいたいんだそうな。
とりあえずこの1日目はたのしそうにやってた。クラブチームの時とは別人のよう。他のメンバーの親たちもたくさんほめてくれてた。
そして次の日。早朝からのTMを終えて、ちびたを含めたトレセン参加組6人は会場へ移動。(車で一時間ちょっと。遠いよ。)
昨日に輪をかけて躍動している。他の子の親たちもベタ褒め。親のひいき目を抜いても確かにすごい。なんとなく思い出した。そういやちょっと前まではこんな感じで明らかにすごかったんだっけね。クラブチームに2年近くいるから技術もついたし、それが加わるとこんな感じになるのか。得点とアシストの数、たぶんトップかな?
人数合わせのためにまわりのご指名とかでヘルプに回ってずっと出続けている。そんな様子を見てるうちにおとうさんの折れていた心がちょっと繋がってきて、一応持ってきていたビデオを手に取り、終わり2試合だけ撮ったりもした。
あれ?ちょっと待って?50M走ないよ?ないの?他の親たちが安心する中、トレセンが終わりちびたが駆け寄ってきた。「50M走無くなったー!一番楽しみにしてたのにー!」
おとうさんが指摘していた走り方を自分なりに直しながらトレーニングをして、速くなった実感があるから楽しみだったんだそうな。それだったらおとうさんもタイムがどれぐらいなのか知りたかったな、と話す。
終わって帰り道。どうだった?と聞くや否や話し始める。
「手ごたえあった。受かると思う。クラブチームの6人の中でも全然負けてない。上手いやつも他にいて楽しかった。トレセンのメンバーなら楽しいし、うまくやれる。」
おとうさんも素直な感想を言った。
たしかにすごかった。受かると思うよ。たぶんクラブチームのメンバーの中で一番に受かる。全体で一番かどうかはわかんないけど。楽しいならそれがなによりだけど、練習とかストレッチとか、準備するのとしないので自分の体の動きが違うのはわかった?最近はっきり言って運動不足だったっての、わかった?
「おとうさんに言われた後、毎日走ったから体がすごく軽かった!走り方気をつけるようになってから速くなったって自分でもわかる!これからも毎日走る!」
なんだかんだでお父さんの心が折れた一件はひとまずうやむやに。でもまたサボり癖が顔を出してお父さんのガッカリ感が吹き出してきそうな気もする。まだまだ4年生だから。
さてトレセンの結果が楽しみ。
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さて週末土日の2日間にわたりトレセンに行ってきた。
実は遡ること2週間ほど前。。。
チームの方の大会も終わり、完全に気が抜けてまた練習以外でサッカーをやらない日々に戻った。クラブチームの自主練の宿題も全然やらない。夜のサッカー塾もいかない。Aに上がりたいからといってお父さんといろいろ考えたメニューもやらない。朝晩のストレッチももういいや・・・。
ある日の朝、おとうさんが朝走んないの?と聞くとちびたくんは「学校から帰ってきたら走る」と答えた。
その瞬間、おとうさんの心が折れてしまった。自分でもすごく急なタイミングでびっくりしてる。
「もういいよ。クラブチームは悪いけどいいタイミングでやめよう。もう何も言わないから、ちびたもサッカーのことは何も言わなくていい。今までおつかれさま。」
そう言って話しかけることもしなくなって、顔を見ることもしなくなった。
3日くらい経って。
ママにいろいろ言われたのがかなり響いたらしい。聞こえてたけど。
おとうさんに見放されたらもう終わりだよ。ママなんかサッカー興味無いし。たぶんピアノの時と一緒で本当はサッカー嫌いなんだってママは思ってるから。ちびたのこと信じてるのおとうさんだけだよ。
また練習頑張るからおとうさんに見ていてほしい。とかなんとかぼそっと言ってくる。でもお父さん心折れてるからどうせまた口だけといって突き放す。
そんな最中に急に出てきたのが、このトレセン話。急な話でママじゃおとうさんの代わりができない。まぁ別に意地張ってるわけでも無いから連れて行きましょうか、と。そんな流れ。
ちなみにこの土日のトレセンの合間、日曜日の午前にクラブチームのもはや恒例となった超強豪との年忘れトレーニングマッチ。これがあったから結構なハードスケジュールだった。(このTMについてはいろいろあったからまた後日書こうかな。)
さて、初日。
ふてくされてるおとうさんと一緒に会場に向かいクラブチームの仲間5人と合流。ヘラヘラ仲間と遊んでるようにしか見えないからおとうさんはちびたを会場に残して近くの公園で一休み。
しばらく経ってさすがにヒマだから見に行くとゲームをやってる。なんとなく一生懸命やってるように見えたから一声だけ。「ダッシュの姿勢、忘れてるよ。」
見ると守備が良くなってる。それより、特に攻撃の時、どうもクラブチームの時とプレイが違う。なんともまぁ楽しそう。そしてなんとも無茶なプレイっぷり。おいおい、セレクションってこと完全に忘れてるよね?
いい感じのやつと楽しげにコンビネーションで好き放題やってる。5チーム作って総当たり2巡くらいやってたけど全勝だったみたい。即席コンビでゲームを作って、全部のゴールに絡んで、みたいな。
おいちびたくん。その相棒ね、この間うちのチーム、大会で負けたよね。そのウチに勝ったチームのエース兼キャプテンだって。まぁちびたくんはその試合に出てないから知らないだろうけど。
終わりかけで駆け寄ってきた。「おとうさん!50M走予定変更になって明日やるって!」それがどうしたの?って感じだったけどまぁとにかく50M走がたのしみなんだそうな。おとうさんにみてもらいたいんだそうな。
とりあえずこの1日目はたのしそうにやってた。クラブチームの時とは別人のよう。他のメンバーの親たちもたくさんほめてくれてた。
そして次の日。早朝からのTMを終えて、ちびたを含めたトレセン参加組6人は会場へ移動。(車で一時間ちょっと。遠いよ。)
昨日に輪をかけて躍動している。他の子の親たちもベタ褒め。親のひいき目を抜いても確かにすごい。なんとなく思い出した。そういやちょっと前まではこんな感じで明らかにすごかったんだっけね。クラブチームに2年近くいるから技術もついたし、それが加わるとこんな感じになるのか。得点とアシストの数、たぶんトップかな?
人数合わせのためにまわりのご指名とかでヘルプに回ってずっと出続けている。そんな様子を見てるうちにおとうさんの折れていた心がちょっと繋がってきて、一応持ってきていたビデオを手に取り、終わり2試合だけ撮ったりもした。
あれ?ちょっと待って?50M走ないよ?ないの?他の親たちが安心する中、トレセンが終わりちびたが駆け寄ってきた。「50M走無くなったー!一番楽しみにしてたのにー!」
おとうさんが指摘していた走り方を自分なりに直しながらトレーニングをして、速くなった実感があるから楽しみだったんだそうな。それだったらおとうさんもタイムがどれぐらいなのか知りたかったな、と話す。
終わって帰り道。どうだった?と聞くや否や話し始める。
「手ごたえあった。受かると思う。クラブチームの6人の中でも全然負けてない。上手いやつも他にいて楽しかった。トレセンのメンバーなら楽しいし、うまくやれる。」
おとうさんも素直な感想を言った。
たしかにすごかった。受かると思うよ。たぶんクラブチームのメンバーの中で一番に受かる。全体で一番かどうかはわかんないけど。楽しいならそれがなによりだけど、練習とかストレッチとか、準備するのとしないので自分の体の動きが違うのはわかった?最近はっきり言って運動不足だったっての、わかった?
「おとうさんに言われた後、毎日走ったから体がすごく軽かった!走り方気をつけるようになってから速くなったって自分でもわかる!これからも毎日走る!」
なんだかんだでお父さんの心が折れた一件はひとまずうやむやに。でもまたサボり癖が顔を出してお父さんのガッカリ感が吹き出してきそうな気もする。まだまだ4年生だから。
さてトレセンの結果が楽しみ。
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