2017決勝大会3 〜決戦〜
2017/12/4
今回はさすがに3・4年の部ということで入場セレモニーも撮影が入って豪華。お父さんたちも入場自由で選手たちに近寄って撮影。でも他のお父さんたちが写り込んでうまく撮れなかった。
いよいよキックオフ。静かな立ち上がりでなんとなく攻められるもそつなくいなす。ちゅうたがいい感じで機能している。この状態ならそうそう失点しない。
前半半ば、ちびたが中央でボールをキープ。すっと横の味方にパスを出す。瞬間ボールがずれてインターセプト。そのまますぐにサイドの奥深くへ出されセンタリング。トップが中央からダイレクトであわせる。あっという間の失点。コーチがちびたに激しくダメ出し。
そして数分後、特にお互いチャンスもなく膠着し、チームRがゆっくりとビルドアップ。Rのエースに斜めからボールが入ってそのまま中央に切り込む。ボランチのちびたがなぜかサイドにいる!真ん中ガラ空き!
まっすぐにバイタルエリアに進入。この子はクラブチームでも一番のキック力でミドルシュートが得意。十分に助走をつけてシュート態勢。
まずい、来る。おとうさんは思わずビデオをとりながらつぶやく。直後、かなり後ろからのミドルシュート。キーパーは即席の5太。それほど威力はなかったけどきっちりコースに決められキーパー全く届かず。またもちびたのミスから失点。0-2で前半をおりかえす。
ちびたのミスが痛いがそれ以外はそれほど崩れていなかった。まだ逆転のめどがないわけじゃない。ポジション入れ替えて勝負に出るパターンもある。なんせ前線のしょうたにほとんどボールがまわってないから組み立て方次第で一気に攻勢に回る目もある。
ちびたにはボランチは無理。前線で勝負させたいとおとうさんは思った。しょうたとのクラブチームコンビで行けば爆発する可能性は十分にある。
みにたのおとうさんも話しかけてきた。彼はジュニアサッカーのコーチをやってる。「みにたボランチうまいからそのほうがいい。右サイドの前なんてやったことないし、今のでかたに真ん中はムリ。ちびたの突破力を使わない手はない。しょうたが孤立している。」などなどと。
しかしコーチは動かずにそのまま後半へ。
攻められ続けながらも、時々カウンターででかたにボールが渡った。しかし自慢のフィジカルもスピードも出ず。やっぱりいまだに思いっきり走ることができないでいる。(練習ではすでにちびたより速く走っていたのに。)
相手のコーナーキックからゴール前でごちゃごちゃし続け、クリアできずに押し込まれ3点目を取られる。コーチの声もさすがに静かになる。
ちびたがちゅうたのコーナーキックにあわせてダイレクトボレーを見せたが遠すぎて簡単にキーパーがキャッチ。。。
その後特に見せ場もないままあっさりと終了の笛。
3連覇の夢がここに終えた。なにもこみ上げるものがない、あまりにもあっさりとした0-3の完全敗北。なすすべがなかった。
おとうさんはしばらくその場に座っていた。あとから他の人に聞くとちびたが一人だけ泣いていたと。ちびたくんがあんなに泣くのをみたことがないとみなさん驚いていた。ちびた以外は誰も泣いていなかったと聞いた。
他の選手たちは最初から諦めていたように見える。くじ引きでRとの対戦を避けたことでみんな大喜びしていた時にも感じた。そしてたぶんでかたも諦めていた。どうせ負けると言ってママを呼ばなかった。でもちびたはそんな状態でも最後まで勝利を信じていた。
よくやった。えらかったな。
なんて思いつつも終わってからちびたくんにかけた言葉は
「おつかれさま。なんで負けたかわかる?」
「トラップとかパスのミスで...」
「違うよ。練習不足。そんだけ。」
「あー、うん。。。」
「あと、でかたは運動不足。(あと、ういろう食べすぎ。)」
「・・・。」
でかたも一応悔しいらしく、こんなシルバーメダル捨てるとか言う始末。ちびたもいらないと言っていた。
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今回はさすがに3・4年の部ということで入場セレモニーも撮影が入って豪華。お父さんたちも入場自由で選手たちに近寄って撮影。でも他のお父さんたちが写り込んでうまく撮れなかった。
いよいよキックオフ。静かな立ち上がりでなんとなく攻められるもそつなくいなす。ちゅうたがいい感じで機能している。この状態ならそうそう失点しない。
前半半ば、ちびたが中央でボールをキープ。すっと横の味方にパスを出す。瞬間ボールがずれてインターセプト。そのまますぐにサイドの奥深くへ出されセンタリング。トップが中央からダイレクトであわせる。あっという間の失点。コーチがちびたに激しくダメ出し。
そして数分後、特にお互いチャンスもなく膠着し、チームRがゆっくりとビルドアップ。Rのエースに斜めからボールが入ってそのまま中央に切り込む。ボランチのちびたがなぜかサイドにいる!真ん中ガラ空き!
まっすぐにバイタルエリアに進入。この子はクラブチームでも一番のキック力でミドルシュートが得意。十分に助走をつけてシュート態勢。
まずい、来る。おとうさんは思わずビデオをとりながらつぶやく。直後、かなり後ろからのミドルシュート。キーパーは即席の5太。それほど威力はなかったけどきっちりコースに決められキーパー全く届かず。またもちびたのミスから失点。0-2で前半をおりかえす。
ちびたのミスが痛いがそれ以外はそれほど崩れていなかった。まだ逆転のめどがないわけじゃない。ポジション入れ替えて勝負に出るパターンもある。なんせ前線のしょうたにほとんどボールがまわってないから組み立て方次第で一気に攻勢に回る目もある。
ちびたにはボランチは無理。前線で勝負させたいとおとうさんは思った。しょうたとのクラブチームコンビで行けば爆発する可能性は十分にある。
みにたのおとうさんも話しかけてきた。彼はジュニアサッカーのコーチをやってる。「みにたボランチうまいからそのほうがいい。右サイドの前なんてやったことないし、今のでかたに真ん中はムリ。ちびたの突破力を使わない手はない。しょうたが孤立している。」などなどと。
しかしコーチは動かずにそのまま後半へ。
攻められ続けながらも、時々カウンターででかたにボールが渡った。しかし自慢のフィジカルもスピードも出ず。やっぱりいまだに思いっきり走ることができないでいる。(練習ではすでにちびたより速く走っていたのに。)
相手のコーナーキックからゴール前でごちゃごちゃし続け、クリアできずに押し込まれ3点目を取られる。コーチの声もさすがに静かになる。
ちびたがちゅうたのコーナーキックにあわせてダイレクトボレーを見せたが遠すぎて簡単にキーパーがキャッチ。。。
その後特に見せ場もないままあっさりと終了の笛。
3連覇の夢がここに終えた。なにもこみ上げるものがない、あまりにもあっさりとした0-3の完全敗北。なすすべがなかった。
おとうさんはしばらくその場に座っていた。あとから他の人に聞くとちびたが一人だけ泣いていたと。ちびたくんがあんなに泣くのをみたことがないとみなさん驚いていた。ちびた以外は誰も泣いていなかったと聞いた。
他の選手たちは最初から諦めていたように見える。くじ引きでRとの対戦を避けたことでみんな大喜びしていた時にも感じた。そしてたぶんでかたも諦めていた。どうせ負けると言ってママを呼ばなかった。でもちびたはそんな状態でも最後まで勝利を信じていた。
よくやった。えらかったな。
なんて思いつつも終わってからちびたくんにかけた言葉は
「おつかれさま。なんで負けたかわかる?」
「トラップとかパスのミスで...」
「違うよ。練習不足。そんだけ。」
「あー、うん。。。」
「あと、でかたは運動不足。(あと、ういろう食べすぎ。)」
「・・・。」
でかたも一応悔しいらしく、こんなシルバーメダル捨てるとか言う始末。ちびたもいらないと言っていた。
このブログはちびたのサッカーの成長記録がメインです。2016年4月〜2016年7月までを是非古い方から読んでください。
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