056 本大会 開会式
【2015〜2016/3 小学2年】
ついについにこの日が来た。
と同時に今、この日記もついにここまできちゃったかーという気持ち。正直まだ書きたく無いな、もうちょっとくだらないことでうだうだ書いていたかったなと思ってる。でも実録を時系列通りに書いてるからね。しょうがない。
予選の時同様しっかり練習してしっかり休んで。前日には消化の良いものを食べて早く寝た。今回は体調も万全。好天にも恵まれていつもよりも早い朝、余裕を持って家を出た。
「優勝はするでしょ!それよりMVP!絶対とる!」そう息巻いていた。そうね、お父さんも思いは一緒。この際正論だのなんだのは吹っ飛んでいて(いや、そりゃ優勝はするよ。問題はMVPだ。)ってお父さんも心の中でつぶやいていた。
「全試合ハットトリックかな?5試合あるからー、15点取る!!15点取ったらMVPとれるかなー?」
「15点か!15点取ったらMVPとれるよ!どう考えても取れるね!」
この本大会は10チームがA、Bブロックに分かれて各5チームのリーグ戦、それぞれの1位同士が決勝戦、2位同士が3位決定戦を行う。つまり全部で5試合。
長い間電車に揺られ、2年前に優勝を飾った広い競技場につくと、今日ばかりはお父さんたちも勢揃い。ちびたはすぐに選手として行ってしまい、お父さん仲間で集まった。
実はひとり気が重いお父さん。
もうどうしようもなく緊張していて、会話に入っていけない。じっと立っていることもできなくてうろうろうろうろ。話しかけられてもうまく声が出ない。
仕方が無いから何人かに打ち明ける。「緊張してしまって話ができないんですよ〜。」言われたみなさんが揃って不思議そうに軽く笑っていた。なんでアンタが緊張するの?みたいな。
でもようやく口にできる自分の思い。2年間、ちびたとふたりでやってきた。優勝してMVPをとる。はっきりと目標を立ててやってきた。今日1日の一発勝負。たった1日たった一試合で決められてしまう。準備は万全だけど、活躍できるだろうか?決める人たちの目に止まるだろうか?だからどうしても胸の鼓動がおさまらなくて手もずっと震えていた。
開会式。
入場やらお話やらなんやらで長いなーなんてちょっと飽きちゃって。最後に選手宣誓。そんなのあるの?なんて言ってたらいきなりでかたが壇上に。
「せんせ〜い。われわれ...」ちっさ!声ちっっさ!っていうか、いつのまにそんなん決まってんの?なんで内緒だったの?いや、とにかく声ちっっっさ!!
式が終わり応援席に戻ってきて最後の準備。お父さんから最後の声がけ。
「お父さん、いつも試合中言ってる言葉があるよね。"低く"と”深呼吸”。今日はそれ言わないから。”がんばれ”だけ言う。でも、もしシュート決めたらお父さんの方見てガッツポーズね!がんばれ!」
そんな思いを知ってかしらずか、「全試合ハットトリック!」そう言ってガッツポーズして元気に駆け出していった。
まぁさっきまでド緊張してたお父さんだけど、正味お父さんの役目はこれで終わりで、ここからはただのファンとして応援するだけなんだよね。
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ついについにこの日が来た。
と同時に今、この日記もついにここまできちゃったかーという気持ち。正直まだ書きたく無いな、もうちょっとくだらないことでうだうだ書いていたかったなと思ってる。でも実録を時系列通りに書いてるからね。しょうがない。
予選の時同様しっかり練習してしっかり休んで。前日には消化の良いものを食べて早く寝た。今回は体調も万全。好天にも恵まれていつもよりも早い朝、余裕を持って家を出た。
「優勝はするでしょ!それよりMVP!絶対とる!」そう息巻いていた。そうね、お父さんも思いは一緒。この際正論だのなんだのは吹っ飛んでいて(いや、そりゃ優勝はするよ。問題はMVPだ。)ってお父さんも心の中でつぶやいていた。
「全試合ハットトリックかな?5試合あるからー、15点取る!!15点取ったらMVPとれるかなー?」
「15点か!15点取ったらMVPとれるよ!どう考えても取れるね!」
この本大会は10チームがA、Bブロックに分かれて各5チームのリーグ戦、それぞれの1位同士が決勝戦、2位同士が3位決定戦を行う。つまり全部で5試合。
長い間電車に揺られ、2年前に優勝を飾った広い競技場につくと、今日ばかりはお父さんたちも勢揃い。ちびたはすぐに選手として行ってしまい、お父さん仲間で集まった。
実はひとり気が重いお父さん。
もうどうしようもなく緊張していて、会話に入っていけない。じっと立っていることもできなくてうろうろうろうろ。話しかけられてもうまく声が出ない。
仕方が無いから何人かに打ち明ける。「緊張してしまって話ができないんですよ〜。」言われたみなさんが揃って不思議そうに軽く笑っていた。なんでアンタが緊張するの?みたいな。
でもようやく口にできる自分の思い。2年間、ちびたとふたりでやってきた。優勝してMVPをとる。はっきりと目標を立ててやってきた。今日1日の一発勝負。たった1日たった一試合で決められてしまう。準備は万全だけど、活躍できるだろうか?決める人たちの目に止まるだろうか?だからどうしても胸の鼓動がおさまらなくて手もずっと震えていた。
開会式。
入場やらお話やらなんやらで長いなーなんてちょっと飽きちゃって。最後に選手宣誓。そんなのあるの?なんて言ってたらいきなりでかたが壇上に。
「せんせ〜い。われわれ...」ちっさ!声ちっっさ!っていうか、いつのまにそんなん決まってんの?なんで内緒だったの?いや、とにかく声ちっっっさ!!
式が終わり応援席に戻ってきて最後の準備。お父さんから最後の声がけ。
「お父さん、いつも試合中言ってる言葉があるよね。"低く"と”深呼吸”。今日はそれ言わないから。”がんばれ”だけ言う。でも、もしシュート決めたらお父さんの方見てガッツポーズね!がんばれ!」
そんな思いを知ってかしらずか、「全試合ハットトリック!」そう言ってガッツポーズして元気に駆け出していった。
まぁさっきまでド緊張してたお父さんだけど、正味お父さんの役目はこれで終わりで、ここからはただのファンとして応援するだけなんだよね。
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