2019/11 セレクション当日

2019/11/11

さて。いよいよ気持ちも充実して、大変だった段取りも整え、備え万全で迎えたセレクション当日の朝。

なんか色々とおかしい。

急に黙って朝風呂入ったりとか。

強引に熱を測ると37度ちょい。

(・・・。まぁまぁ。興奮とか?風邪気味とか?行けばなんとかなるレベル。朝練はパスしたほうがいいかな?)


ちなみに前日から妹が高熱でこれから病院にかかる予定だった。


インフルが流行ってるからついでにちびたくんもみてもらおうか?セレクションに行くのはいいとしても一応、「今朝、インフルの検査をしてきました。もちろん熱が出てからすぐに病院に行ったので反応は出てないですけど。」ってチームに言いたいよね?マナー的にも。

どうせセレクションは行くんだから意味ないというちびたくんをそう言ってなだめて病院へ。

兄妹さらっと並んで診察とインフル検査。10分待ってまた診察室へ。


「ふたりともインフルです。」


数年ぶりぐらいにヒザから崩れ落ちた。

小学校6年間寝込んだことすらない。一度インフルになったのは5才の頃だっけ?それがなぜこの大一番の日に。しかもインフルって。

「ちびたくん、持ってるね〜。」

「持ってるってなに?どういう意味?」

「・・・いいからとりあえず寝なさい。。。」

見学がてら現場に行きたいとか、行ってコーチにあいさつと追試のお願いだけでもしたいというちびたくんを、それは無理。代わりに電話でお願いしてやるからと言ってなだめた。直後にあっさりと熱は39度を軽く超えて眠り続けてしまった。

電話すると、残念ですが的な話っぽかった。さすがにかわいそうなのでそこをなんとかお願いできませんかね?もうココ1本なんですよ。というと、一応上に伝えときます。メールで返事しますんで。となった。


熱は1日で下がって次の日。チームのメルアドを教えろというちびたくん。あーメールすんのね?いいよ。で、なんか書いたらしくみてくれと言われたが、「それはイヤ。出すなら勝手に出して。」と拒否。後から聞くにママも見たは見たけど一切口を出さなかったと。

それからは。待てど暮らせどメールが来ない数日間はもう全然落ち着かない日々。正直眠りが浅くてドッとやつれて、子供達のインフルが感染るんじゃないかと心配しっぱなし。

その間、セレクション追試が来なかったらどうなるんだろうな〜?行き場所ないよなぁ〜。とか、友達のお父さんからははやく代わりのチーム探してやれとか、もう大変なプレッシャーで。

かたや現チームの方も大変な状況だし。


一週間ほど経って(長いわ!)突然携帯が鳴った。出るとチームから。

まずは軽く質問された。他に受けてるかとか、いやこれ1本です、と答えると。じゃぁってことで追試の情報をくれた。よかった。本当に良かった。受かってもないのに大喜び。

その日の夜にママが「ちびたが送ったメール見る?」と言ってきたので見てみた。

説明下手の口下手のちびたくんのことだから無駄に長いかと思いきや、数行のあっさり目。

冒頭で「父が電話で話したと思いますが、」とか書いてるし。子供らしくないんだよ!親が書かせたと思われてんじゃないのか???なんて思ったけど、その後はいい感じで頭も悪く率直というか、要するにどうしても入りたいから頼むからチャンスくれと書いてあった。

うん。もしかするとこのメールは効いたかもしんない。

ってことで回復するよう2週間ほど猶予をもらったので、あとはしっかり準備をするのみ。4日後に外を走ったら30秒でハァハァ言ってたから。

なんかおとうさんも勝手にちょっと安心してるけど、十分強豪チームだから。これで落ちたらどうすんの?ってことだから、なんとか、なんとか頑張って、頼むから受かってほしい。

まぁちなみにちびたが寝込んでいる間におとうさんは色々とツテにお願いして、もう1チーム追加セレクションをお願いできた。それはもしもこのチームが落ちたら考えよう。


まぁこのチームのセレクションにもし受かった場合と、もしも落ちてもう1個セレクションを受ける場合、こうなったもう大変なことになる予定は決まってますので(笑)。でもまぁこれはもうしょうがない!

現チームの方は練習で声を一切かけられないのと、練習試合も試合もほぼ出してもらえないのが継続中。それでもまだ辞めることは考えてないと言うちびたくん。自分の練習になれば状況はどうでもいいし、仲間にも会えるしと。随分と立派になったじゃないか。

おとうさんも色々考えたけど、それでも監督さんには、あの飲み会の時言ったのと同じように今でも感謝してると言うつもり。まぁそれを言うときは辞める時ね。一緒に飲みに行くのは遠慮する!


チームの状況と大会の話は現在進行中なので落ち着いたら記録することにしよう。

とにかく再来週は運命のセレクション。


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