メンタルと走り方

とうとう師走になった。

春から現在までのことを振り返ってみると、結果的にちびたの成長速度が目まぐるしすぎて親の認識が追いついていなかった。たぶんそんな感じだったんだろう。3年生ってのはそういうものなんだろうと今になって気がついたかも。

ちびたくんはたぶん夏前ぐらいから脱皮をし始めていたっぽい。そして最近脱皮作業が完了したんだと思う。たぶん。ゆっくりしゃべるおとなしいちびたくんはもういない。いじわるされてもニコニコしてるお人好しさんはもういない。

まぁお父さん的には寂しい気持ちは目一杯だけどいいこともある。ていうかせめてそこにすがりたい。それが以前は念願だったはずのサッカーに向かう姿勢でありメンタルの部分。

相変わらず練習以外ではボールに触らない。練習も一人では一切やらない。けど、意識としてはまるっきり変わってきたように見える。まぁ生意気というか、相手を倒す気でいるというか。サッカーに対する姿勢というものが2年生の時とはぜんぜん違う。(正直そういう粗暴なのはお父さんは好きじゃないけど)

そういう意識があるから練習なり試合なりの態度がかなり違うものになってきて、なのでこれも念願だった足元の技術、細かい部分を意識するようになった。今まで勘で動いていた分ミスが多かったので、目の前の相手との1個1個の勝負に負けることが多かった。それが嫌でそこを考えるようになったらしい。

最も変わったところが練習後のお父さんとの反省会。今までは自分がどんなプレイをしたかは、ほとんど「覚えていない」だったのが、自分がその時なにをやったかを「覚えている」ようになった。

先週久しぶりに遠征試合を見たが、こういう意識の変化の必然として試合中に声が出るように。今まではボールがほしい時に「へい」と手をあげるだけだったのが、自発的にああしたいとか、自分はこうだから仲間にこうしてほしいとか、そういうことを言うようになっていた。

もうひとつの大きな変化。

思えば1年生ぐらいからの懸案「変な走り方」。お父さんとの練習で走り方レッスンを取り入れてどうしてもダメでやめたことを以前ブログにも書いた。あれは2年生の秋頃だったか。その後ことあるごとに話はしていても一切耳を貸さなかったのが自分から話を聞いてくるように!

そしてついにお父さんのアドバイス開始。もう失敗はしたくないからゆっくり慎重に。先月からまずはポイントを二つだけ伝えて常にそれを意識するように。それだけ。でもさっそく少しだけ実感があるらしいからこれは春に向けてとても楽しみ。(実は春の運動会でのぶっちぎり優勝が最大の目標。去年負けたのが親子揃って相当悔しかったということで。)

クラブチームの方はのんびり静かな年の瀬。先輩たちがあっさり負けちゃったから。これはちびたよりもお父さんが結構なショック。やっぱりチーム自体が強くあってほしい。ちびたと仲良くしてくれてる先輩もいるし。もう6年生はこれで公式の舞台は無いらしい。

でも年が明けたらもうセレクションやらなんやらで忙しくなる。去年のセレクションで1個上の先輩たちがずっとお手伝いで参加してた。今度はその立場になるわけだ。親も手伝うからお父さんもつまりはセレクションに参加することになる。ちょっと大変だけどセレクションみるのもきっと楽しいはず。地元チームの後輩たちも何人か受けるだろうし。

というわけで年末は恒例の北海道でスキーの予定。

このブログはちびたのサッカーの成長記録がメインです。2016年4月〜2016年7月までを是非古い方から読んでください。


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