2019/7 全国レベルとジュニアユースの話

2019/7/16

前回の怒涛の3連戦を終えてから、また地道な練習をやって1週間。前々から予定されていた規模の大きなトレーニングマッチなので、少々の雨でも決行することは聞いていた。少々どころじゃない雨だったけど相手も相手だしで無事に決行。

全部で5チームの中に全国レベルが2つほどある非常に力の入るカード揃い。そしてその中にはちびたと同時期に前チームを去ったもうひとりの移籍先チームがあった。

現場に乗り込むと先に向こうの親が発見してくれて再会を喜び合う。よく思われてなかったらどうしようと心配したけど全然そんなこともなくてよかった。

で、早速第一試合はその友だちのチーム。友だちはサイドバックでスタメン。ちびたは前だったけどサイドが違っててマッチアップは無かった。ちびたはとても喜んでいて、試合が終わってからも友達のことばかり話していた。

この試合は3-1で勝利。前半で3点とったけどちびたはあまり絡んでいない。まぁそこそこって感じ。後半はサイドバックになって、終了間際相手の俊足FWにやられて1点取られた。まわりのひとからはあれはしょうがないと言われたけど、1対1でスピードでやられたことにちょっとショック。

ちなみにこの日のコーチはなぜか担当から外れたはずの例のすごいコーチ。さすがに采配と試合中のポジション修正が絶妙で、実力にだいぶ上乗せされてたのもあった。

さて次の試合は全国レベルのひとつ。いや〜コテンパンだろうなぁ〜と思いつつスタート。出だしこそかなりチャンスメイクされていたもののなんと先制点。ちびたはこの試合ではずっとサイドバックで、あんまり攻撃参加するような展開にはならなかった。

後半も順調に得点を重ね、3-0の完勝。これは素直に驚いた。このチーム相手になぜ?となんなら疑問が湧き出た。コーチがすごいといってもそんなにチーム力が上乗せされるものかな?答えは誰にもわからない。

そしていよいよ3試合目はズバ抜けている全国レベル。直前に全国レベル同士の試合を見たけどそれはそれはハイレベルで噛み合ってる戦い。それでもきっちり勝ちきっていたからこれはもう大変な相手。やれるだけで光栄なレベル。

出だしから圧倒的でポゼッション9割取られほぼほぼ自陣内半分がプレイ範囲。もはや笑うしかない感じで見守りつつなんとか失点はしない。もちろんこっちはベストメンバーっぽくてちびたは右の前。とくにちびたが終始ディフェンスにまわっていたのでさすがにそうやすやすと失点はしない。

ほぼ押されっぱなしだったけど前半0-0。後半に入って相手もベストメンバーになった(後から聞いた)。そのせいかこっちが攻める機会もだんだんと出てきて、いい感じで五分の渡り合い。

で、ここでいきなりの見せ場。インターセプトなのかこぼれ球か微妙な感じで敵陣バイタルど真ん中でちびたがフリー。相手は2バックなのでそのままキーパーの勝負。瞬間、観客席はガッツポーズが出たほどの決定的場面。打ったシュートはバーに当たってクリアされた。大チャンスを逃す。痛恨。

そして程なくまた似たような場面。相手の2バックと代わって入ったボランチのバランスでどうも同じところにスペースができてて、ちびたはそこを見逃さなかった。今度はセンターサークルあたりから敵両サイドバックに挟まれながらの中央突破。ペナルティエリアに入ってからシュート!強いシュートを選択してキーパーの上へ。キーパーがさすがの反応でパンチングで後ろへ。これまた決定的。後で「なんで低く打たなかった?ループでも余裕で入ってたぞ。」と言った。こっちのチャンスの方がさらに決定的だったように思える。

残念ながらその後守備がもたずに失点。直後ちびたをサイドバックに移してすぐまた失点。両方とも押し込まれてゴール前のゴチャゴチャを詰められた形。監督もあれはしょうがないと言っていた。結果は0-2。

それでも大変見ごたえのある試合だった。ボロ負けどころかいい試合をやってみせたこのチームに感動。とはいえこれまたすごいコーチの底上げがどれくらいあるのか???なんて親同士では話してたけど。

相手の全国レベルのキーパーとこっちのチームのメンバーが友達で、後日談を聞いた。さすがだねって言ったら「まぁでも内容的には2-2だったと思う。」だそうな。

さすがのおとうさんもこの2発はさんざん嘆いた。ちびたくんも相当にグダグダと悔しがっていた。いや〜〜〜〜〜〜決めてほしかった!

最後の4チーム目の試合は圧勝して3勝1敗で終了。たぶん2位。すごいすごい。でも残念ながらちびたくんはノーゴールノーアシスト。(最後の試合は出なかった。)

まぁでも帰り道で「今日はいい経験できた。いい試合だった。あのチームすごかった。」と晴れ晴れとしていた。


さて翌日。

親の相談会がありました。色々相談事があって、監督とも深いお話をば。こんなふうにケアしてもらえること自体とてもとてもありがたい。

がしかし。話は相当重い方向に。他の選手はしっかりと志望先を固めて動いている。練習会にも参加したり、傾向と対策を練って動いている。

「○○FCってはじめて聞きました。」なんて言ってるのはおとうさんだけ。みんな「お受験」の真っ只中にいてガチで戦いを始めていた。

おとうさん大ショック。

上手くなりゃ声かかるでしょ?ぐらいに思ってたけど、もう今の時代、この時期から動いてないと上手い下手の問題じゃなくて間に合わないと。あとサッカーの進路は滑り止めとかキープとかできないからタイミングとか判断が非常にナーバスだと。

「もったいないよ!!!」と結構な勢いで他のご父兄に叱られてしまった。

結構ガチで凹んでいる本日。


ところで。例のすごいコーチが采配したのはどうやらラストの記念ってことだったらしく。担当から外れただけだったのが、いよいよ正式に退団するらしい。

ちびたを強く推してくれてたコーチがいなくなり、これからはきびしい状況になりそう。監督の評価はこのコーチとは全然違ってるようだし、なんせ記録上だけを見られると結構まずいし。


進路が決まるまではずっと気が重いんだろうなと考えるとゆううつ。。。



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