034 サッカー塾の仲間たち

【2015〜2016/3 小学2年】

サッカーチームの方が新体制で始まったのと同じく、夜のサッカー塾の方も新しいメンバーが入ってきてちびたくんも定期的に行くようになって仲間が増えた。

定着して通うようになった同じ2年生は4〜5人ぐらい?中でも週に一回以上は顔を合わせるメンバーが2〜3人。この塾の中で一緒に練習するだけなので名付けるほどではないけれど。。。

この塾に通う仲間はみんなとても上手い。基本的なことがしっかりとしていて、1対1で強いし、パス回しもミスが少ない。ちびたんくんはこの中では正直ヘタな方で。やっぱり根詰めた練習とか基礎的なちゃんとしたことをやったことが無いから、(ついでにお父さんも素人だし)どうしても足元のテクが無い。リフティングなんて2年生の春には5回もできなかった。

だから同学年の中では完全にヘタクソとして扱われる。コンビでの練習も断られるし、話をしてても見下されるし。いや、でも大抵みんないい子で、普通に仲良くもしてる。だけど、サッカーについてはそういう部分がある。上手い下手とかについては子供はとてもドライ。

一時期お父さんはすごくそれが嫌で、このサッカー塾やめた方がいいかな?と思うこともあった。でもそれじゃぁ負けて去るみたいだしね。それに逆にそれが発奮してというか、チームでは上手い方になったのに天狗にもならずに頑張ってたわけだし。あと、お父さんの本音としてはこの塾の同学年の中ではちびたが一番上手くなると思ってるから。(これはお父さんコーチ仲間には内緒!)

ちびたくんは負けてもバカにされても全くやり返さないタイプ。静かに練習を繰り返していつかサッカーでやり返すっていう気持ちを静かに、誰にも話さずに持ち続ける。気持ちの強さってのを表に出さないからサッカー選手としてはどうなのよ?とも思う。でもまぁ結果努力するんだから今んところはいいかな?って。

もうひとつ、この塾でだんだん身につけていったことがあって。それがダイレクトのプレイ。元々あまりドリブルをしないタイプだし(この世代ではとても珍しいと思う)ボールをキープすることに全然執着が無い。すぐにパスする。ついでにすぐにシュートをしちゃう。

そんな感じでなんならせっかちとも言えるプレイスタイル。展開が早くて周りがおお!ってなるワンプレイ。そういうサッカーを好んでするようになった。見ていてそれがとてもいいと思ったし、そこをたくさん誉めた。

この頃お父さんは意識して以下のようなことをよく言っていた。

「サッカーはさー、結局見てる人が喜ぶことをやるもんだよ。なにをしたら見てる人が喜ぶか、それだけを考えてやればいいよ。」

一応このサッカー塾ではお父さんはコーチなので、この頃どんな感じだったかを次回書いてみようと思う。


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