2022/2 進路面談

 2022/2/15

進路面談があった。オンラインで親とちびたとコーチの3者面談。

最近ではちびたのサッカーを見ることもなく、進路の話もさほどしたことがないのでなんの準備もなくブッツケで。

冒頭、コーチに促されてまずはちびたくんの希望を聞く。

「ちゃんと勉強していい大学に行きたい。」

うん?ってなって、コーチとふたりで色々聞いていく。

「いい大学に行っていいところに就職する。」などと言ってるのでコーチが

「じゃぁサッカーは諦めるってことなのかな?」みたいな話に。

おとうさんはちびたがバカなのは知ってるので(笑)話の続きとしてサッカーの進路希望を聞いてみると

「第一希望はクラブチームで次に強豪高校だけど高校ならできれば近所がいい。プロになりたい。」

という。この時点でコーチは??????ってなってる。

過去にちびたと少し話した時には高校なら進学の特進クラスのある所、その特進クラスに進んでかつサッカー部に入れるならそれが一番いいみたいな話だった。

でも特進クラスとサッカーを併願できる高校がほとんど無いらしく、正直志望校が決まらない状態。

なかなか難しい、なんて話になったところでおとうさんが切り出す。

「まぁどう転んだところで。サッカーレベルアップしないことにはなんともならんわけで。どれくらいのレベルを目指せる感じですか?現時点でサッカーはどんな評価ですか?」

そしたらちびたとコーチの話になって、ちびたはやっぱりサイドやりたいと言い出し、コーチは最近全然ダメだからこのままだったら外すとか言い出し。

そこから進路の話は無くなって、ちびたのサッカーの話だけになってしまった。。。

要はコーチ的にはようやくボランチでいい感じになってきたと思ってたのに、やっぱり攻めたがるから前で使ったら全然シュート打たないと不満たらたら。すぐにポジションのせいにする。このさいはっきり言うけどオマエは絶対サイドでは使わない。と。

で、最近のシャドーでのプレイがどうだったかを聞いて、進路のことはまだその段階じゃ無いみたいなのでとりあえずちびた自身少し考えまとめるようにと。つまりプロならプロでどのレベルを目指すか?ユース落ちたら次はどうするか?ある程度具体的に希望が揃ってから続きを話しましょうと。

そんな感じで進路相談は終わり。


さてココから。

まずは最近のビデオを見て「なんだよ。バイタルでボランチみたいなことやってるんじゃどうしようもないなぁ。あ、ココ。サイドの様子見てクロス来ないって判断しちゃってるね。で、クロスに間に合ってない。」

色々見てから久しぶりにちびたくんとみっちり話した。本当に久しぶりに。いや、なんなら初めてかも。ちびたはおとうさんの話を昔からほぼ聞かなかったから。


いろんなことを聞いた。

・ボランチはボールを失うと即失点になるから緊張してイヤだった。

・だからいつもボール持ったら必ず横にボールを回すか後ろに戻すことに決めてた。シュートもアシストも無いのはそのせい。

・ボランチはサッカーやってる気がしない。与えられた仕事をやってるだけ。

・ロングフィードとミドルシュートなら違和感なくやれる。

・シャドーは何していいのかわからない。

・1対1で頭が真っ白になる。シュートのイメージが出ない。


色々とおとうさんの中で話をまとめつつ・・・それはいつから?昔から少しずつ振り返ってみよう。

・昔は練習と試合でやってることに区別は無かった。

・昔はシュートはいつも狙ってるものだった。シュート直前にどんな判断したかなんて覚えてない。

・コーチが怖くて話ができない。昔から今も。

・5年の時に辞めたチームのコーチと監督のことは今でも許せない。


そんな話もしながらなんとなくのちびたくんのホンネもようやく出始めた。

「自分としては自信がある。でもプレイが今は駄目なのはわかってる。自分の感覚と実際とですごいズレを感じてる。」

と言う。

これが一番キモになってるらしい。

ちなみにそのズレが解消できたとしたらどれぐらいになれそうと思ってる?との質問に・・・

「今Jに行ってる元チームメイトと同じレベル。最低でもそれぐらい。あいつらに負けてるとは全く思ってない。今同レベルだとしても、背が追いつけば追い越せる。」

まぁさすがに聞いた瞬間笑ってしまって「まー自信があるのはいいんだろうけどさー。それはいくらなんでもだろう?」

でもちびたくんは大真面目に言ってる。「そう言われるのも分かってる。でも本当に全然そう思う。」


さらに何日かかけてゆっくり話をして、何日かかけてゆっくりおとうさんも考えてハタと気がつき、ちびたくんに話してみる。

「おとうさんも全然よく知らんけどさ。イップスってものがあるらしいんだけど、なんならそれなんじゃないのかね?ちょっと一緒に調べてみよう。」

ネットでみるとテストとか、チェック表とか色々ある。色々調べていくうちにちびたくんがやたら食いついてくる。

そのうちに間違いない何かを感じたようで。なんか自信満々に「自分イップスだわ!」と言い始めた。

それもそれで思いっきりどうかと思うんだけど。なんなの?その自信は?自信の使い所はソコで合ってるの???

まぁでも、なんだかやる気スイッチが入ったようなので、ネットでざざっと調べたイップスの対策をプリントアウトしてあげたら、今は一生懸命それをやってる。


そのイップス対策の一環で過去に起こったイップスの原因ってのが、これはまぁもちろん5年の時のチーム退団の騒動でこれは間違いないとちびたは言う。

あの時はチームのレギュラーメンバーが結局5人途中退団した。サッカーやめた奴もいる。残って卒団したやつの中でもその後サッカー辞めたやつや、今思い返せばイップスや恐怖症になってたんじゃないの?ってやつ何人か思いあたる。(レギュラーメンバーが半分途中退団!!控えは一人も辞めてない。そんなチームがどこにある!!!)

あまりにも強烈な仕打ちだった。小学生に耐えられるものじゃ無かったんだなと、今思い返しても胸が痛む。

問題が発覚した時点でさっさとクビにするべきだったんだ。表沙汰を恐れて卒団までもっていった監督の判断はやっぱりあり得ないものだったと思う。当時はまぁ監督も可哀想ではあると思ってたけど、よくよく思い返せばあまりにも身勝手、あまりにも罪深い。


それともうひとつイップス対策の一環が過去の自分のプレイを振り返ることだそうなので、急遽おとうさんがいままでのビデオを整理してちびたが見れるようにセッティングをした。それが今さっき終わったところでこの日記を書いている。

小6まで試合はほとんど撮ってきたから膨大な量だけど、まさかこんな形で役に立つとは。(といっても小さい頃の1~2年分はハードディクスがぶっ飛んだ事件があったから一部残ってない。)

大体用事があるのは2〜3年生から6年生までなので、それを今回集めながらザックリ見てみて、思った。

やっぱり今とは全然ちがう。別人。プレイ内容もそうだけど、やっぱり断然楽しそう。そして様子がちょっとおかしい感じになってきてるのはやっぱり小6ぐらいから。新しいチームに入ってからもう借りてきたネコみたいになってる。あんなんでよくコーチが認めてくれてたな?あ、でも練習では問題なかったからそこを見られてたわけか。

そういえばジュニアユースになってからずっと「練習上手」とか「練習エース」になってるっけね。。。これも小学校の頃とは真逆だ。。。


まぁなんせ・・・楽しくサッカーやってほしい。進路なんかとりあえずいいから。これがホンネかな。おとうさんとしては。


ちびたが帰ってきたらこの動画を詰め込んだPCを渡してやろう。100GB以上あるけど(笑)


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