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1月, 2016の投稿を表示しています

066 セレクションについて

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【2015〜2016/3 小学2年】 というわけで急遽セレクションについて考えなければいけなくなった。 まず。先輩で受かった奴がいるらしい。2個上にメチャ上手くて地元では怪物扱いされてるヒーローがいたよね?奴が受かったらしい。あと1個上にでかたみたいな奴がいるよね?奴も受かったらしい。まーやっぱり1学年に1人いるかいないかの怪物クラスじゃないかー。え?3個上には2人?まぁこの学年は当たり年ですから特例。あ、そうですか。 なるほどそんなに雲の上ってことでも無いわけだ。でもまぁでかたとちゅうたで合格率50%ってところなんじゃ無いの?1個上は何人か受けて受かったの一人でしょ?まぁ気楽にいこうや。 コーチからも情報収集。まぁ急いで練習してもあんまりしょうがない。せいぜい準備できるのはリフティングぐらいだけど、あまり重視されないので。テスト内容の確認は・・・短距離、持久走、シュートやドリブルのチェック。でリフティングはピッチのサイド側の端から端まで行く。へ?そんなに長いの? ということでささやかながらテストまでの3週間程度?リフティングの練習をすることに。初回は何十回もトライして記録10回。いやひどいね。で、上手くいかなくてやる気がなくなり、何日かサボる。さすがにお父さんブチ切れて相当なケンカにもなった。 3人で行く話で一番下手くそなのにそのだらけっぷりはなんだ!大会終わってから早速サッカーのことなんか忘れてて、完全冷やかしモードになってるじゃないか!それだったらセレクションなんていかなくていい!と。 セレクションの合否はさておき、今までの遊びのサッカーから、ちゃんとした習い事というか、打ち込むものとして真面目にやる時が来たとお父さんは思ってた。当然つまんないことや苦手なこともきちんとやらないといけない。 これからサッカーを本気でやりたいんなら、今まで周りにたくさんいたサッカーが好きで本気で真面目に練習していたやつらを少しは見習わなきゃいけない。リフティングなんて何百回軽くできる奴らがゴロゴロいて、それをいつも身近に見てきたはず。 今までは大会に勝つことだけを見てきた。でもこれからもサッカーやるんだろ?だったらこれからは真面目に練習してきた奴らを無視はできないぞ。リフティングがつまんないからやらないとか、そんな話はもう通用しない。 そう...

065 セレクション?

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【2015〜2016/3 小学2年】 実は本大会のちょっと前からこの話はあって。 年長さんの時から時々うっすらと話題にのぼる。チームにとてつもなく上手いやつが現れるとコーチから声がかかり、なんでも遠い所に連れられて身体検査されて、合格すると体に番号を付けられて刑務所みたいな所で暮らすことになる・・・。 だいたいそんな話。 去年でかたも受けたけど合格はしなかったらしい。っていうかコーチの話だと去年のでかたの年、つまり新2年生はまず受からない、合格させない、ということらしく。 で、何人かコーチから声がかかったらしく、ちびたにもこの話が来た。 上記のようなことをお父さんは聞いていたから非常に懐疑的。受かるわけが無い!本気でそう思っていたし、本気でそうちびたにも言っていた。 ちびたもそれを真に受けて受かるわけが無い!と豪語していた。 *その後、セレクションの話になった時「絶対落ちる!(自分が)」とチームメイトのママの前で豪語し、誤解されてこっぴどく叱られた事件が起こった。お父さんはその場にいたけど何も言えなかった!こわかったから! それでもちびたは自分の力を試したい、今自分がどれぐらい上手くなったか知りたい。受かるヤツがどれぐらい上手いのか知りたい、と。 なるほどそれはいい話だ。受けなさい。是非ともうけてきなさい。そして知るがいい。自分がどんなに下手くそなのかを。世の中にはとんでもないやつが山ほどいることを見て、感じてきなさい。 いや、お父さんも一緒に行くんだけど? は?あの遠い山の中に?何を好き好んで。 でかたのお母さんやちゅうたのお父さんと色々話す。みなさん概ね前向きに、ウチほどじゃないけどまぁあんまり期待せずにって感じで。 ちびたは実際基礎的なサッカーの技術を練習してない。リフティングはこの時20回もできない。ドリブルもトラップも試合の時こそ光るけど、練習ではバンバンミスる。 走り方ひとつ取っても、フォームが悪いからタイムは意外に出ない。でも試合中のダッシュならちびたより速いやつを見たことが無い。持久走ならペースを守ることができないからすぐにバテる。でも試合後半のみんなバテてる時のダッシュなら誰よりも速くて強い。こんな感じで完全に試合に特化してきた。 まぁやっぱり受かるわけないとは思うけど、3人揃って行く...

064 本大会 戦い終えて

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【2015〜2016/3 小学2年】 閉会式が終わってからピッチが解放されて各チームごとに撮影会。選手たちがバラバラと身支度やら準備やら。 お父さんが行くと静かにちびたが荷物を片付けていた。となりにでかたもいる。ゆっくり近づいて、言葉を出すことができなかったのでかるくちびたの頭を撫でた。 「コーチがね、得点王だって。」 「そっか。まぁ、優勝おめでとう。」 それぐらいしか言えなかった。すぐ隣にいたでかたにも、かるく頭を撫でて話しかけた。 「でかた、MVPおめでとう。」 「...ということで発表します!本大会のMVP!最優秀選手は!チームS!◯◯でかた君!」 発表の瞬間はお父さんは意外に冷静で「まぁここはとりあえずムービー撮影をやめちゃイカン所だな。となるといつやめるのがいいのかな?」と。周りを見渡すと散々はやしたててた皆さんが完全に固まって静かになってた。かえってこっちが申し訳ないぐらいに。 周り全体もなんなら静まり返ってしまって、ちょっとこっちが慌てた。そんな中でかたも全くもって静かに表彰を受けた。。。 でかたには不思議と笑顔が無い。少し間を置いてお父さんを真正面から見つめて、こう言ってきた。 「ちびたの方がたくさん点取ったよ。」 ・・・なんてこと言うんだこいつは。 やっぱりでかたがチームSのキャプテンだ。それも込みでのMVPだ。なんの文句も無いよ。やっぱりすごいやつだよ、でかたは。 でかたの一言のおかげでなんとなく力が抜けて。3人で少し話ができるようになった。 いや〜すごかったな〜優勝!何チーム中の一番なの?150?200?いや〜すごいね〜。 んででかた。MVPの賞品なに?リュック?おーすごいね!え?誰々がおんなじの持ってる?そういうこと言うのやめなさいて。あんまり大きく無い?いいじゃないか別に(笑) 優勝賞品の方は?シューズケースでしょ?見せてみ?おー・・・・・・ でかい。 「でかいな。ちびたシューズいれてみ。うん、でかたのも入るな、いれてみ。うん。このサイズだと4人分ぐらい入るな。。。」 「大きすぎて持ち歩けない。これつかわなーい。」 ありがたい気持ちを持ちなさい!とは正直思えず。ちょっとこの件については運営サイドにクレームだな。大人のサイズのサッカーシューズと替えのラ...

063 本大会 閉会式

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【2015〜2016/3 小学2年】 試合終了直後。 観客はそのままうながされてテントとテーブルが並んでいる周りに。すぐに閉会式が開かれた。 まずは長いお話。それから・・・なんだったかな?よく覚えていない。でも長かった。 そして表彰式。3位、2位、敢闘賞、の後に優勝チームの表彰。受け取るのはちびたとでかた。2年前に夢見た景色がそのまんま実現している。あの時は一番後ろで、でかたの雄姿を眺めていた。それが今は一緒に並んで表彰を受けている。もうお父さん的には大変だ。二人ともいい笑顔だ。 賞状とトロフィーを受け取り一旦戻る。そしてチーム全員が前に出てメダルと賞品の授与。今年はなに?シューズケース?あ、そう。まぁそれはね、なんでもいいよね。よかったね。 そしてまた長い話。 そろそろちょっとだけ周りがざわつきはじめた。 実は移動がてら散々冷やかされていた。「これは貰ったでしょう、MVP。」「準備いいですか?感動の名場面。カメラとビデオ!」なんて。実はでかたのお母さんもチラッとそんなことを言ってたらしいし。 アレ?閉会式終わる雰囲気?誰かが言う。あの〜・・・振り返ったらMVPなんて話、運営側から一度も聞いて無いですよね?そもそもあるのかな?あれ年長さんだけとか?そんな話がざわざわと周りがし始める。 え???そんなオチ???一気に不安感が広がる。なんかなさそう?ないの? いよいよ帰る際の注意だのなんだのと閉会式の完全終了な雰囲気。もう無いものなんだと諦めかけた瞬間。 「いよいよみなさんお待ちかね。今大会のMVPの発表です!」 なんでここまで引っ張る!!!つーか誰もMVPなんてお待ちかねしてないだろ!!!たしかにウチは待ちかねてたけども!!!言葉はきたないがこれが本心からの言葉。心の叫び。 この時はまた朝からの緊張がこみ上げてMAX状態。ビデオは決勝戦のちびたのハットトリック達成の直後、終了の笛を待たずに電池切れ。なんかドラマティック。なので携帯の動画を急遽セット。冷静を装い静かにゆっくり録画スタート。モニターはあえて見ないでなんとなくアッチに向けて。自分はわざとらしく自然体を演出しつつ、ちびたをガン見。 なんか大会委員長?この方、話を引っ張るのよ。また説明から入った。そしてまたちょっと長いし。。。 「...ということで...

062 本大会 決勝戦

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【2015〜2016/3 小学2年】 本大会決勝戦。相手はチームR。地区大会では2-1で下しているが、強力な2人のFWに手を焼いた強豪チームだ。隣のブロック戦での得失点差20数点!ただしあの時と違ってでかたが骨折から完全復活してるし、ちびたも体調万全! キックオフ。 まずはチームRがラッシュ。何度も攻撃を仕掛けてこちらはクリアが続いた。中でもバイタル付近で敵3人ぐらいで攻撃された時はもうダメかと思った。が、ちびたがゴール前まで戻りスライディングで必死のセーブ。会場を大きなため息が包んだ。 次はチームSの番。みにたがサイドを切り込んでセンタリング。ちびたが中央からダイレクトで強烈な一発。枠には行かなかったが挨拶代わりって感じでこれで雰囲気は五分。好ゲームになりそうな予感。 前半戦中盤、3度目ぐらいの攻撃でチームSがコーナーのチャンス。キッカーはちゅうた。左側だから右利きのちゅうたのキックはゴールに向かう。 ニアサイド、ちょっと短めのコーナーキック。でかたが飛び込む。前のめりに倒れこみながらダイブ。遠目にはよくわからなかったけどボールはニアポストとキーパーの間のわずかな隙間を縫った。 大歓声が上がる。予選の時に決めたのとほぼ同じスタイルのダイビングヘッド。アレ得意だよね!っていう声が聞こえる。このでかたのスーパーゴールで先制!1-0! そのあとは再三ちびたがシュートを打つが、どれもゴールを急ぐあまりの強打。惜しいあたりも2本ぐらいあったが、さすがに敵のキーパーもうまくゴールには結びつかず。敵も何度かいい場面をつくるが決定的に崩すこともできずに強いシュートを何本か。さすがに決まらない。2太はキーパーとしてほとんど失点が無い。 このまま前半終了。 後半戦。だんだんチームSが押す方が多くなってきたか?でもちびたが焦ってるのは相変わらず。1点欲しいな・・・。なんて思ってたところ。 中央からでかたが左側のちびたに強めのロングパス。体を浮かせながら遠い足でのトラップ+ゴー。地味にこの日一番いいプレイだった気がする。ワントラップでマークについていた敵を置き去りにした。そのまま左サイドを駆け上がり・・・ いつもならセンタリングの所を、ディフェンスがちょっと離れていたからか、少しだけ内側に切り込んでトップスピードのまま左足でシュート!敵ディ...

061 本大会 決勝戦を前に

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【2015〜2016/3 小学2年】 ブロック首位で決勝戦進出決定。 4試合で4ゴール。内容はいいものの正直パッとしない。全試合ハットトリックからは程遠い。でも無理もない、全試合前半しか出ていないし。 お父さんは相当重苦しい感じだった。他のお父さんも少しは感じている様子で「そろそろ爆発しないとじゃないのー?」なんてハッパをかけられていた。 ちびたと二人でベンチに腰掛けて話した。 「どうよ?ちびた。」 「調子は悪く無い。ちょっとゴール狙いすぎた。」 「そうね。まぁ危ない試合がなかったからね。遊びすぎたかな。」 「・・・。」 口をつぐんでしまったちびたくん。 「正直MVPこのままじゃわかんないぞ。でかたもちゅうたも含めてみんな横並び。決勝戦で勝つとしても、誰がMVPとってもおかしく無い。ちびたが一番前評判が無いからね。はっきりいってきびしいと思う。」 「じゃぁ決勝戦でハットトリックとったら?」 お父さんは答えに相当悩んだ。時間的には一瞬だけど。で答えが、 「そうだなー。。。ま、取れるね!決勝戦でハットトリックでしょ!そりゃ取れるよ。っでも相当爆発しないとだぞ。行けるか?」 「行く!とる!」 子供ってのは妙に屈託なく元気だ。もとよりお父さんはこれ以上何もできない。率直に思っていることを言うしかなかった。正直言ってこの時お父さんはさすがにハットトリックは無理だろうと。優勝で十分じゃ無いかと思っていた。MVPは予選からの働きを見ればもしかしたらもう取ったようなもんかもしれないし。なんせチーム全得点の半分以上を稼いでいる。とかいいつつMVPは今日だけ見れば無理かもしれないとも思ってて、重苦しさが消えずにいた。 決勝戦の相手が決まった。チームR。地区大会2位で上がってきたチームだ。こちらが戦っている間、隣のコートでは何度か異様な盛り上がりを見せていて、気にはなっていた。 後から聞いた話によると、チームT対チームRは引き分けた。こちらのブロックはこの2強対決だったようで得失点差勝負。先にチームTが10何点か取って得失点で安定リードを決めたところを、最終戦でチームRが20点取って得失点差をひっくり返した。そのどよめきだったのか。ちょっと20点取られたチームが気の毒なのとスケジュールのアヤを感じた。 そしてついに決勝戦。だれ...

060 本大会 第四試合

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【2015〜2016/3 小学2年】 たぶんこの時すでにブロック首位が決定していたんだと思う。でもこの時は全くそのことが頭になかった。頭にあったのはちびたが活躍できたかどうか。ちびたのゴールがどうだったかばっかり。。。 お父さんはノリノリで応援してるみんなから少し離れて小さな声でがんばれがんばれと繰り返すばかりだった。それにちびたはゴールを決めても一度もお父さんのほうを見てくれない。。。 第四試合、対D県代表。 開始早々前の試合と同じ感じでちゅうたからのスルーパスをでかたが受け取り中に切り込んでシュート。きれいに決まって1-0。 ただ、この試合はここから異変が。 先制してすぐにちびたが後ろから蹴られた。ボールが関係無いところで審判も見てない。珍しくちびたが審判にアピール。 その後一年生が同じ子に蹴られ、でかたも蹴られた。注意しても聞かない感じで、しかも退場させるわけにもいかないようで。イエローすら出さなかったなぁ。。。 そしてお父さんが今でも携帯に入れているこの日の2プレイの内のもう一つ。自陣後方中央からの(敵のファウルからの)フリーキック。蹴ったのはちゅうた。低くて速い弾道でまっすぐ真ん中へ。敵のゴール前で待ってたちびたが180度の回転ダイレクトシュート!グルン!とコマのように回転! さすがにジャストミートはせずにゴール脇へ。枠へ行かなかった!でもスーパープレイ!よく当てられるなぁ〜と本当に感心する。 ここでコーチから冷静な一言。「ちびた〜。ゴール前に敵いないでしょ。それは普通にトラップしてシュートだよ〜!」その通りでございます。すいませんこいつ完全に調子に乗ってます。でもお父さんのリクエストに答えてなのがあからさま。 この後、またもでかたに悪質なファウル。さすがにチームSのパパが怒って審判と少しやりとり。それでもカードは出ない。なんとなく察するけど遠い他県からわざわざ来たのにカードはかわいそうなんだろうね。そしてフリーキック。 蹴るのはでかた。中央までポーンと上げて味方が触って逆サイドへ。遠い逆サイドで待ち受けていた(後から聞いたところ、でかたならここまで届くと思ってたらしい。届くか!)ちびたが走り込んでダイレクトで・・・ループシュート! キーパーの頭を超えてファーサイドネットへ。「すごいね。いや〜すごい。2年...

059 本大会 第三試合

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【2015〜2016/3 小学2年】 第三試合、対C県代表。 開始してからたぶん3分ぐらいの間にちびたが4発シュートを放つ。どれもかなり強いシュートだったけど全部止められる。あのキーパーすごい!という声が。 それでもちゅうたから逆サイド遠目にいたでかたに見事なスルー。それをでかたには珍しく見事なループシュートで先制ゴール。これはきれいだった。 次はでかたの中央からのスルーパスをちびたがダイレクトで合わせて2点目。同時にコーチからまたも指示が! 「ちびた〜!それオフサイドだから!気をつけるようにして!」 いや2年生の公式戦だからいいんじゃないの?ダメなの?次を見据えてるの?まわりからまたも笑いが起こる。 その後、みにたが中央から見事な切り返しでディフェンスをかわしてシュート。これで3-0。みにたはさすがに上手い。 相手は決して弱くは無い。このブロックでは一番強かったんじゃないかな?プラスキーパーがすごかったし。でも3戦目でチームSははっきりと勢いに乗っていた。たぶん今まで一番強いチームSになっていたと思う。 特にこの前半の3点はどれもちょっと2年生には見られないレベルのプレイだった。この最大の舞台で過去最高の出来に仕上がった!素晴らしい! その後はちびたの強烈なシュートをまたも相手キーパーがファインセーブして3-0のまま折り返し。 後半はちびたとちゅうたが下がった。でかたが強烈なシュートを放つがまたもキーパースーパーセーブ!どよめきが起こる。 ところが、3太の前残りからのシンプルなシュートで虚をつかれたか、反応できずにコロコロとボールはゴールへ。いやいや、そういうことってあるよね。っていう周りの声。 対C県代表 4-0 でかた1ゴール ちびた1ゴール(ダイレクト) みにた1ゴール 3太1ゴール ↓2つのブログランキングに登録しています。  

058 本大会 第二試合

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【2015〜2016/3 小学2年】 第一試合を後半温存されて完勝。タイムテーブルを確認するとこれからは1試合間をおいて順々に行われる。わりとあっという間だ。 次は対B県。 今度は最初から右サイドにポジション。早々にサイドからのスローインをダイレクトで浮かせてセンタリング。珍しく器用な柔らかいプレイ。1太が合わせて先制。直後にキーパーと1対1になるもポスト直撃。それを味方が詰めて2-0。コレはアシストカウントでいいのかな? お父さんがこの大会で印象的だった2つのプレイをHDDが壊れる前に携帯に落としてあって。そのうちの一つがこの時。 コーナーキック。キッカーはちゅうた。この頃は右側のコーナーはちゅうたが全部蹴っていた。ちびたはちょっと離れた中央で準備。マークはいなく、軽く手を挙げる。ちゅうたが蹴った。ドンピシャ!中央で待つちびたが一歩後ろに下がってミドルキックのようなダイレクトボレーシュート。 下がった分ボールの下を叩いて、コースは良かったけど少し浮いた。ゴール前のディフェンダーがヘディングでクリア。残念。はずしたけど周りがものすごい歓声!お父さんは見慣れてるから蹴った瞬間浮いたのがわかってあちゃ〜!って言っちゃったけど、周りの歓声を聞いてとてもうれしかった。 コーナーからのダイレクトボレーを試合でやったのは初めてなんじゃないかな?フォームはきれいだったし、枠にも行った。それにちゅうたのキックの精度がものすごい。やっぱ天才。このビデオは今も携帯で時々見てる。 後半は温存されベンチ。唯一の一年生が1発、でかたが2発決めて終了。 対B県代表 5-0 ちびた0ゴール2アシスト(前半のみ出場) でかた2ゴール 一年生1ゴール ↓2つのブログランキングに登録しています。  

057 本大会 初戦

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【2015〜2016/3 小学2年】 まずは状況を整理。 AブロックにはチームSと他県の代表4チーム。A県、B県、C県、D県。かたやBブロックはチームRとTに他県代表が3チーム。まずはブロック1位に向けて発進。 そしてひとつ記しておきたいのがグラウンド。おそらくははじめての小学生8人制サッカーの公式の広さ。広い!特に幅が。すごいなー。でもたぶんちびたには有利に働くと思う!存分に駆け回れるはず。 初戦、対A県。 キックオフと同時にちびたが仕掛ける。ぐんぐん加速してキーパーと1対1、になるかとおもいきやさすがにボールが足につかずにキーパーがキャッチ。 その直後もゴールに襲いかかるが後続なく囲まれ不発。 「ちびたー!そこは開いて!そこはもっと大きく!前に出ろ〜!落ち着けー!急がなくていい!そこは詰めろー!」 コーチはずっとちびたに指示を送り続けてた。最初の2〜3分はほぼちびたの専属コーチ。他の目もあるだろうに、一切気にせず大声でちびたばかりに指示を送るコーチがありがたかった。こっちの目標を知ってるかのようにものすごく一生懸命だった。とてもうれしかった。感謝の気持ちでいっぱい。 ただ、ちびたはあからさまに硬い。というか点取ることしか考えてなくて焦りっぱなし。ちょっとチームにはよく無いかも。 程なく自陣からの味方のスルーパスに反応してセンターあたりから独走。追いかける敵よりも早くドリブルしてそのままズドンと強打。キーパーの手を弾いて先制ゴール。 即座にコーチが叫ぶ。 「ちびたー!いい飛び出しだったけどそこはキーパーよく見て!キーパーもかわしてゴールして!」観客が笑う。点取ってダメだしかい!って感じ。 その後、でかたが真ん中に放り込んで入り乱れてごちゃってる中を、ちびたと1太が同時にスライディング。どうやらちびたが早かったようで2点目。前半を終える。後半はちびた温存。・・・おいおい!もう全試合ハットトリックできないよ?!(笑)。後半は控え選手が頑張り1-0で終了。 対A県代表 3-0 ちびた2ゴール ↓2つのブログランキングに登録しています。  

056 本大会 開会式

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【2015〜2016/3 小学2年】 ついについにこの日が来た。 と同時に今、この日記もついにここまできちゃったかーという気持ち。正直まだ書きたく無いな、もうちょっとくだらないことでうだうだ書いていたかったなと思ってる。でも実録を時系列通りに書いてるからね。しょうがない。 予選の時同様しっかり練習してしっかり休んで。前日には消化の良いものを食べて早く寝た。今回は体調も万全。好天にも恵まれていつもよりも早い朝、余裕を持って家を出た。 「優勝はするでしょ!それよりMVP!絶対とる!」そう息巻いていた。そうね、お父さんも思いは一緒。この際正論だのなんだのは吹っ飛んでいて(いや、そりゃ優勝はするよ。問題はMVPだ。)ってお父さんも心の中でつぶやいていた。 「全試合ハットトリックかな?5試合あるからー、15点取る!!15点取ったらMVPとれるかなー?」 「15点か!15点取ったらMVPとれるよ!どう考えても取れるね!」 この本大会は10チームがA、Bブロックに分かれて各5チームのリーグ戦、それぞれの1位同士が決勝戦、2位同士が3位決定戦を行う。つまり全部で5試合。 長い間電車に揺られ、2年前に優勝を飾った広い競技場につくと、今日ばかりはお父さんたちも勢揃い。ちびたはすぐに選手として行ってしまい、お父さん仲間で集まった。 実はひとり気が重いお父さん。 もうどうしようもなく緊張していて、会話に入っていけない。じっと立っていることもできなくてうろうろうろうろ。話しかけられてもうまく声が出ない。 仕方が無いから何人かに打ち明ける。「緊張してしまって話ができないんですよ〜。」言われたみなさんが揃って不思議そうに軽く笑っていた。なんでアンタが緊張するの?みたいな。 でもようやく口にできる自分の思い。2年間、ちびたとふたりでやってきた。優勝してMVPをとる。はっきりと目標を立ててやってきた。今日1日の一発勝負。たった1日たった一試合で決められてしまう。準備は万全だけど、活躍できるだろうか?決める人たちの目に止まるだろうか?だからどうしても胸の鼓動がおさまらなくて手もずっと震えていた。 開会式。 入場やらお話やらなんやらで長いなーなんてちょっと飽きちゃって。最後に選手宣誓。そんなのあるの?なんて言ってたらいきなりでかたが壇上に。 「...

055 年末年始

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【2015〜2016/3 小学2年】 最大で最強と一応言われている地区大会で優勝を果たし、トップで本大会出場を決めたチームS。苦しみながらもよくやったと思う。 いつも思い起こされるのが年長さんの頃。同じ大会で優勝した時、でかたはMVPで、ちびたはフル出場が目標の控え選手だった。それがここまで来たことだけでもうお父さん的には胸がいっぱい。 ってことで本大会は年が明けて1月の中旬。しばらくはサッカー忘れてゆっくりしようって感じに。まずは年の瀬ということでお父さんのフットサルチームの大会+忘年会。 今回は夜のサッカー塾の同じお父さんコーチも臨時参加。とても気安い仲間だから心強い。「ちびたP、いいアシストするからカッコイイの決めちゃって!」ところが今時の若者たちは、こんなにもかわいらしいおっさんにも容赦無い。 「ボコボコにされましたね。」「結局ノーゴールですね。面目無い〜。」「いや〜、向こうガチですね。一緒に練習して出直してきましょう〜。」そう言って彼は仕事へ戻っていった。。。今日はありがとう! そして夜は忘年会。駅伝だけ参加したメンバーも呼び出して合同で。バカ話で盛り上がりほとんど朝まで。。。 ここまで、ちびたの登場はない。。。 ということで年末年始はお父さんの実家がある北海道。去年に引き続きスキー。骨折ったらとんでも無いことになるねなんていいながら。まぁ、無事に。 そんな感じだから周りのみんながよくやってる蹴り納めとか元旦に練習するやつとか、そういうの一切なし。スキー。いとことTVゲーム。海鮮丼。ジンギスカン。以上、みたいな。あ、なぜかプール教室に行ったか。スカウトされたっけね。たぶん身体能力はあるけどドヘタだから教えがいがあるんだと思うよ。 で、正月明けてコンディションを整えて。いよいよ本大会でござる。 ↓2つのブログランキングに登録しています。