008 お父さんのフットサルデビュー

【2013〜2014/3 年長時代】

てなわけで、ある選手のお父さんが優勝の勢いに任せ立ち上がった。お父さんたちで集まってフットサルやりましょう。子供たちに父の背中を見せましょう、と。

もともとちびたをなんとかチームになじませたいと思っていたちびたPは二つ返事で参加表明。

しかしその実この一瞬の判断はとても大きなものだった。

サッカーと言えば高校の授業が最後。ルールもよくわかってない。なにより…運動などどれ位してないだろう?完全インドア志向で部活は全部文化系!

まぁなんとかなるだろ。この機会にみんなが集まってなかよくなれたら。せっかく息子が頑張ってるんだ、これくらいやらないでどうする。

ということで急ぎシューズなどを買い揃え、いざ当日。なんでもオープンのフットサル大会にエントリーしたんだとか。

・・・・・なに?体がついてこないよ?声が、遅れて、聞こえる。の体版みたいな。スローモーションみたい。あぁ、今転ぶ、自分。なんで?足が出ない。

もう次の試合。ん?コイントス?そういやさっきもそんなこと…え?ボールかエンドか?すいません、なんのことでしょう?…え?ピッチって何ですか?音程の事じゃないの?

うわ〜何?この若者たち!こっちはおっさんなんだよ!大学生なの?彼女とか連れて来てる!しんじらんない!あ、体が止められない。また転ぶ!ていうか吐きそう!

散々な目にあってカンジンのちびたと言えばニッコリ笑っておしまい。他のお父さんたちはまたやりましょうと盛り上がってる。

うーん、うーん。と、とりあえず後のことはこの筋肉痛がおさまってから!

後日談「ちびたP、いや〜ヒドかったですね!…いやアレはひどかった!あはは!」


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